2009年02月28日

2009年2月の中島公園

中島公園2009年2月

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中島公園の2月は「ゆきあかりin中島公園」で始まった。 5日から11日まで、「さっぽろ雪まつり」に合わせて開催された。 今年で2回目、徐々に冬のメインイベントとして定着して行くものと楽しみにしている。画像は菖蒲池越しに見る藻岩山。正面の建物は札幌コンサートホール・キタラ。

1頁:2月23日青空

 

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←札幌コンサートホール・キタラとノボテル札幌
「さっぽろ雪まつり」ごろから雪の日が多くなった。 今年の積雪は少ないと思ったのも、つかの間のことだった。大雪の合間の23日、午前中だけ晴れ間があった。 このときしかないと思ったので、用事を押しのけて撮影に行った。文字通り晴れ間だから、雲も多い。 タイミングによっては曇りだったり、雪だったりする。昼食を用意する時間に間に合わせるため、急いで撮った。 家に帰ったころは汗びっしょりになった。

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キタラから行啓通への道路、画像の正面は白鶴橋

右側のビルはホテルライフォート


 

2頁:2月23日雪と木の影

 

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←左の屋根の下がキタラのタクシー乗場
降りたての純白の雪が好きだ。 そこに木の影などが映って、きれいな模様になっている。絵が描けないし、書道の心得もない。 しかし、白地に映る影は清楚な美しさがある。そう思っているのは、私だけではないようだ。 よそのサイトに行くと、 「純白の雪に影」の写真が掲載されていた。素晴らしい写真だ。 ぜひ、中島公園にも来て、きれいな写真を撮って欲しい。 

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画像では見えないが真ん中辺りが鴨々川

シラカンバの向こうは鴨々川、茶色は体育センター


 

3頁:2月23日大雪

 

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←キタラ裏の鴨々川、中洲橋より撮影

1月は暖冬だったが、2月に入ってから雪の日が多くなった。日本庭園の東屋は去年の積雪で潰れてしまい。いまだに再建されない有様だ。大雪があると、思いもよらないことが起こるものだ。 起こり得る全てを事前に予想することは、口で言うのは簡単だが、難しいことと思う。降り積もった雪の上に、叉雪が降る。 積雪に耐え切れず。 東屋が潰れるかも知れない。 下の画像は、それを心配しての雪下ろし作業だと思う。 ↓

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白鶴橋、左側の木々の向こうはキタラ

菖蒲池南岸(キタラ側)の東屋で雪下ろし

 

4頁:2月23日建物

 

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←キタラタクシー乗場への道路

札幌コンサートホール・キタラに向う、中島公園内の園路、道路はロードヒーティングが施されている。5年前までは、気前よく稼働中だった。 雪のない園路は極めて快適な散歩道だった。 
←左の画像のような園路などが、約1.5kmあった。しかし、ロードヒーティングにかかる費用は膨大だったらしい。 徐々に減り、いまでは、この50mくらいが稼動しているにすぎない。あとの設備は雪の下で眠ったままだ。 これもバブル景気の置き土産ではないだろうか。

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高層ビル建設ラッシュの北側(薄野方面)

国指定重要文化財「豊平館」


 

5頁:ゆきあかりin中島公園

 

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←日本庭園で初めての夜間開放
「ゆきあかりin中島公園は去年に引き続き、今年は2回目。 場所も1回目が自由広場だったのに対し、今年は中島公園駅側の九条広場中心に開催されている。小樽のゆきあかり等に比べれば、地味な感だが、雪まつりと連動して開催されるので、徐々に定着されるのではないかと思う。 先が楽しみだ。冬季間閉鎖の日本庭園も、この期間は行事に合わせて、夜間開放されている。日本庭園が一時的とはいえ、冬季間に開放されるのは初めてではないだろうか。

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冬季間閉鎖の日本庭園も臨時開放

メイン会場となった中島公園駅側の9条広場


今月の一枚 平年並みの積雪

  

1月の積雪はかなり少なかった。降雪量は去年より少し多かったが、暖冬のため融雪が早い。 その為積雪は少なくなった。 しかし、2月中旬になると連日雪が降り、積雪は平年並みとなった。 2月23日撮影

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管 理 人 の つ ぶ や き 北海道 未来の夢

 

地球が温暖化しているかどうかは私には分かりません。 ただ、北海道が温かくなっていることは、肌で感じています。 

24歳のころ、東京から帯広に転勤し、厳しい寒さにしばれました。「しばれる」とは体験しなければわからない超極寒気温を表す方言です。 帯広市郊外は市内より10度も低く、マイナス30度以下になる日も珍しくはありませんでした。 

あれから43年たちました。札幌市中央区に住んでいますが、「しばれる」という方言も忘れそうです。寒さで苦労することなど滅多にないのです。 地域、環境も変わりましたが、個人的にはだんだん温かくなったと感じています。

「客観的にはどうなっているのだろうか」と、思っていたらタイミングよく北海道新聞に、気象予報士菅井貴子さんの話しが載っていました。 

「札幌は100年間で平均気温が2.3度上がっている。学者の計算では100年後の北海道は、年間平均気温で3度から4度、オホーツク海側では5度上がる」そうです。

北海道の気温が、今の東北地方の気温になると言うのです。 28年前、札幌から仙台に転勤したころのことを思い出しました。 リンゴとイチゴが特段に美味しかったのです。これにはビックリしました。

ところで、日本の食糧自給率は39%と言われていますが、北海道は200%です。 100年後は、今の東北の気候になるそうです。 そのときリンゴとイチゴを作ったらどうなるでしょう。さぞかし美味しいでしょうね。 

温かい北海道は海産物に加えて、美味しい果物の産地にもなります。 オマケに自給率200%。 北海道の未来は、まさにバラ色ですね。

温暖化は克服しなければならない課題です。 あえて、明るい部分はないかと、自分なりに考えてみました。 身近な経験を参考にした素晴らしい夢です。 しかし、捨て難いですね。 

「みなさん、北海道に移住しましょう! 人口が2倍になっても、ご飯食べられます」とか、言ってみたいです。 これも夢です。 戦後の食料難時代にみた夢と同じです。

タグ:気象
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2月の中島公園
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