2007年04月30日

2007年4月の中島公園

中島公園2007年4月 四月の雪

今月のテーマは「四月の雪」としました。4月前半はホントに雪の日が多かったです。その他の情報は去年以前のページの参照をお奨めします。2003年4月 春の中島公園23枚 2004年4月 公園にいらっしゃい、
2005年4月 八窓庵倒壊、2006年4月 カモメに占領された菖蒲池 、動画作成宣言。    

 
 

1頁:4月15日の中島公園冬景色

 

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←護国神社の背後に藻岩山が薄っすらと

「GW間近なのに、この頁は雪ばかりですね」

「中島公園にとって『四月の雪』は重いテーマです」

「格好つけないで、春らしい景色を見せて下さい!」

「去年の4月を見て下さい。今年も同じようなものです。毎年繰り返していますから」

「相変わらず、ズボラですね」

「同じようなページを毎年作っても仕方ないじゃないですか、今年からテーマを絞ることにしたのです」

「なるほど」

「今年の4月はホントに雪の日が多かったですね」

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地下鉄幌平橋駅前広場のクロッカス

至近距離で見たクロッカス


 

2頁:4月14日(順延15日)フリマも中止

 

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←この自由広場で開かれるはずのフリマも中止

「雪でフリマも中止。この6年間で初めてですよ」

「雪が降る やっと咲いたのに クロッカス」

「花が可哀想ですね。こんなことも初めてです」

「四月の雪って、どこかで聞いたことあるのですが」

「ヨンさま主演の映画です。私もヨン様と呼ばれたこと、あるんですよ」

「夢をもつのは勝手ですが、もっと大きな夢にしませんか。例えば、中島公園を世界遺産にとか」

「はい、新聞に投書しました。中島公園を北海道遺産に!」

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彫刻「風景の夢」の周りも雪で覆われた

自由広場対面の森の木々に雪の花が咲く


 

3頁:ヨン様の四月の雪

 

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←左は中州2号橋、右は鴨々川

「オリジナル・タイトルは『外出』ですが、日本では 
四月の雪としました。なぜか分かりますか?」

「いいえ。 木々に付いた雪が花のようで綺麗ですね」

「ヨン様だから4。 四月の雪なのですヨン (^_^;)」

「嬉しそうですね。 ・・キタラの南側玄関は楽団員・職員専用玄関だそうです」

「季節はずれの白い風景が、淡い思い出として心に残るのです」

「四月の雪、そんなに良かったのですか?みんな退屈で眠かったと言ってます。ヨン様ファンだけが喜ぶ映画とも言われています」

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キタラ南玄関前にも雪の花が咲く

この辺で近所の人が、毎朝ラジオ体操


 

4頁:「四月の雪」は午後には消えた

 

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←札幌コンサートホール・キタラ近くの小川

「そんな軽いものではありません。何度も観る内に奥の深さが分かるのです。
ヨン様の表情から気持ちを読み取らないと、この映画のホントの好さはは理解できないのです」

「はいはい、分かりました。 ・・今日(15日)の雪は午前中に全部融けました。朝だけの雪景色で、これが4月だ!というのは、言いすぎと思いますが・・・」

「そうですか。それではこちらを見て下さい。3年前の4月です」

「又、4月は毎年同じだ。と言いたいのですか」

「そんなことありません。その年の秋に台風18号があり、沢山の木々が倒れ、様変わりしたのです」

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GWまでにボート乗場は再開される

4月15日、雪の天文台


 

5頁:今年の4月ははここが違う

 

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←地下鉄幌平橋駅避難通路工事現場

「いつもと違う4月もあるのでしょう。今年だけの4月を紹介して下さい」

「もちろんです。中島公園駅と幌平橋駅で、地下鉄駅工事をやっています。中島公園駅には待望のエレベーターが付きました。
いつも秋にしか来ないカワアイサが番で来てくれました。すぐに居なくなりましたが。アオサギもです。
キタラの裏を流れる鴨々川沿いに「高島旅館建設予定地」の看板が立ちました。ここは由緒ある場所ですから、後ほど説明を加えます」

「これだけですか?」

「鴨々川河川工事は今年の夏に終わります」

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菖蒲池のカワアイサ雌、いつもは秋に来る

高島旅館建設予定地、クロマツと「不老乃松」の碑


キタラ裏を流れる鴨々川

  

4月15の鴨々川です。「鴨々川のヤナギは、京都の鴨川のヤナギ並木を模して、川ぶちの料亭鴨川(南12条西6丁目)が植えたともいわれている。この料亭は今はない。邸内にあった「不老乃松」の碑は残されており、明治4年(1872年)に植えたクロマツが巨木になって残っている。(「中島公園百年」山崎長吉著)」
ここに高島旅館建設予定地の看板が立っています。上の小さな画像です。この画像では左側です。 

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管 理 人 の つ ぶ や き

 躍進!もう、つぶやいてはいられない

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水と緑の中島公園ですから、今までは「桜が咲きました」「園芸市が終わり、札幌まつりが始まりました」「鴨の赤ちゃんが生まれました」というような内容がほとんどでも差し支えない状況でした。

しかし、、最近になり状況が大きく変わって来ています。中島公園のあり方に変化が生じてきたのです。

もう一つの顔である「芸術と歴史」の部分が、大きく動き始めているのです。

特に音楽の面が顕著です。 札幌のアート&カルチャーの情報を発信している「マグネット」もキタラ10周年を記念して、初めてキタラの特集を組みました。

園芸市、札幌まつり、歳の市というようなレトロなふんいきの中島公園から、新しい方向を探るような動きが出てきているのです。

今まで、どちらかというとシニア世代の散歩が目立つ、中島公園でしたが、変化の兆しが見えてきました。「中島パフェ」としても、この新しい変化に対応しなければならないと考えています。

「マグネット」に関する情報は NUMERO DEUX (ニュメロデュー)メニューより得られます」

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「マグネットNo20」のサブタイトルは"「札幌クラッシック」〜Kitaraに行く楽しみ"です。これを機会にキタラに来る若者が増えることを期待しています。以前からキタラのコンサートに来る若者が少ないのが気になっていました。

札幌クラシックといえば「北海道 ビールと言えばクラッシック」というキャッチコピーを思い起こします。テレビの力、ビールの力は強いですね。

もう一つの大きなイベントとして「サッポロ・シティ・ジャズ」があります。中島公園、大通公園、市内各所をライブ会場に、7月21日から8月5日の予定で一流の演奏者を招いて行われます。

中島公園には直径40mもあるイベント用ドーム型テントが設置されジャズ等のライブが楽しめます。

少し先の話になりますが、ジャズミュージシャンの生演奏で知られるレストラン「ブルーノート」が2008年にも中島公園そばに出店する予定です。 

オールドファンから若い層まで皆で楽しめるジャズが中島公園界隈にやって来るのです。楽しみですね。

posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 4月の中島公園
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