2006年11月30日

2006年11月の中島公園

2006年11月 の 中 島 公 園

中島公園に遅い冬がやってきました。23日は一面の銀世界です。豊平館前の池が凍りはじめています。探鳥会をやりました。カワアイサ、ツグミ、カワラヒワ等もいました。

1頁:11月8日の中島公園

 
a061108cityh.jpg← 中島公園の南側、行啓通からの入口

紅葉の盛りは11月上旬でした。中島公園が一番美しくみえる季節です。

南から北に散策してみました。
←南の入口、行啓通から公園内に一歩踏み込んだところです。

菖蒲池を右に見ながら北へ向いました。(左下)

もうじき北門です。正面に見えるのは賃貸マンション。もっと高いのが右側にあります。 ↓
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目標に向って走るカモ地下鉄中島公園駅への園路

 

2頁:11月23日は中島公園探鳥会

 
a061123bw.jpg「旭山森の家」の方の案内で探鳥会

12月28日「ラジオなかぱ」のゲストは「旭山森と人の会」の皆川さんです。放送に先立ち、探鳥会を開きました。皆川さんの、ご案内で楽しくて、有意義なバードウオッチングとなりました。

当日観察した野鳥は次の17種です。
マガモ、カルガモ、ハシブトカラス、ハソボソカラス、ムクドリ、カワアイサ、オオセグロカモメ、スズメ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、ツグミ、シメ、アカゲラ、ヒガラ、ハシブトガラ、カワラヒワ
+ドバト(ドバトは野鳥でない)
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野鳥は全部で18種観察できました午前7時45分、雪の積もったキタラ前集合

 

3頁:落ち葉

 
a061108gokoku.jpg札幌護国神社

紅葉の次に落ち葉の季節がやって来ました。輝くような銀色や黄色、茶色に赤混じりなど、いろいろなバリエーションがあって、とても綺麗です。

落ち葉の季節になると、葉の落ちた木々の向こうに、札幌の父なる山、藻岩山が観えます。
(左下)

こぐま座の手前の築山も落ち葉で埋まり、こぐま座が服を着た様な感じになりました。 ↓
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菖蒲池東側園路より藻岩山を望む人形劇場「こぐま座」

 

4頁:秋深まれば

 
a061113bungaku.jpg←文学館への園路

秋深まれば、木々の葉が落ち、見通しが良くなります。川は川として、山は山としてよく見えるようになります。

←文学館の前の園路は毎年8月に開催される「北海道マラソン」のコースです。

キタラの裏の小川は菖蒲池へ流れます。ここを流れる水量によっては池の生物に重大な影響を与えます。池に流れ込む水量が減ると鯉などの魚が生きられなくなります。(左下)
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キタラ東側を流れる小川は菖蒲池へ柵の向こうは菖蒲池、その向こうに藻岩山

 

5頁:中島公園トピックス

 
a061113kouji.jpg←中島公園駅ロードヒーティング工事

中島公園駅他ロードヒーティング改修電気設備工事が行われています。

2007年度中にエレベーターが設置され、その後エスカレーターを設置する計画があります。

不便で安全性に欠ける中島公園駅でしたが、3年以内に便利で安全なな駅に変身します。

この階段を荷物を持って上がるのは至難のわざと、赤ちゃん連れの方がこぼしていました。
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キタラのシンボル相響(安田侃 作)中島公園に住み着いている黒猫

今月の一枚 藻岩山

  
菖蒲池越しに観る藻岩山は仰角8度。 山が一番美しく見える角度です。             
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管 理 人 の つ ぶ や き

 「お前がカモだ!」とは聞き捨てならない
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中島公園でほとんど毎日、鴨の観察をしています。冗談半分とは思いますが、鴨番記者と呼ばれて、悪い気はしませんでした。しかし、そんな気分に水を差すような出来事がありました。

私の気持ちは鴨の番記者ですから、誰にだって気軽に声をかけます。
「オナガカモ見ませんでしたか〜」と池の鴨に向って、餌をまいている女性にたずねました。
「つがいでいましたよ〜」と答えてくれたので、これは凄いと、ビックリしました。

かなりの野鳥通と思ったのです。中島公園のマガモの群れの中で、雄はともかく、オナガカモの雌を見分けるのは容易なことではありません。

公園の中を鴨談義をしながら歩きました。「ウチにはね、鴨の写真もいっぱいあるのよ。お店やっているの」といいました。ぜひ行ってみたいと思いましたね。有力な情報源を見つけたと、喜び勇んでいたのです。

このことを友人に話すと、意外な反応が返ってきました。
「店って、スナックだよな。飲み放題だけで3500円か〜。安くはないね。お客も少ないだろう。楽じゃないだろうな」
「何をいいたいの?」少し気分を悪くして、聞き返しました。
「こうゆうことだよ。妙齢の美人が一人、寂しそうにカモに餌をまく。その姿を見て鴨好きな男が声をかける。つまり、餌やりはママさんの営業活動。経費は50円のパンの耳代だけだ。薄野でチラシ配るより、よっぽど安上がりだぞ。」
「でも〜。カモが好きみたいですよ」。精一杯の反論を試みました。しかし、聞き捨てならない一言が返ってきました。 「お前がカモだ!」

皆さんはどう思いますか? 私は自分がカモかどうか、お店に行って確認するつもりです。しかし、一人では心細いですね。 でも、勇気を振り絞って行ってきます。報告をお楽しみに。
タグ:動物
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 11月の中島公園
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