2006年07月31日

2006年7月の中島公園

2006年7月 の 中 島 公 園

中島公園の7月は一番いい季節です。 水と緑が美しく、花と花火が綺麗です。行事もPMF、イカダ下り、伊夜日子神社例大祭等、そして、圧巻は3回開かれる、豊平川花火大会です。
花火大会は中島公園からも観ることができます。各所から見える様子を下に示しました。詳細は「豊平川花火大会は中島公園で見よう!」をご覧下さい。           
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キタラ前より天文台より菖蒲池南西菖蒲池西中菖蒲池北西座って見てね

1頁:7月は花と緑と水の季節

 
moiwa.jpg体育センター前広場より藻岩山を望む

←昔はここに「中島スポーツセンター」があってプロレスなどもやっていました。

7月は花と緑と花火等の行事の月です。水辺のアジサイが綺麗に咲いています。 今日(27日)はここに8羽の子を連れた親子鴨がいました。

表面は何の変化もない鴨々川ですが、川底の下には直径1mの導水管が埋められ、来年からは今の5倍の水を流せます。ここが排水口↓
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川岸にはアジサイがいっぱい、鴨々川「導水管の水はここから川に排水

 

2頁:花火の他にも行事がいっぱい

 
maturi.jpg7月25日〜27日は伊夜日子神社のお祭り
弥彦 神社は本社が由緒ある新潟県の弥彦神社で、皆様の無事安泰をお祈りしています。

今年の豊平川イカダ下りは面白かった。 いや、去年も面白かったかも知れません。 今年は見る場所を変えたのです。 スタート地点でなく、かなり下流のほうにしました。

激流を下る勇壮なイカダ下りも見えるし、転覆も飛び入り↓もある愉しいイカダ下りです。

PMF若手音楽家国際音楽教育祭も開催。
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転覆トリオボクもいれて〜

 

3頁:気になる木、水のない川、人と犬

 
abunaiki.jpg←夜になると園路上の、この木が危ない!
夜の公園は薄暗く、昼間ははっきり見える木も、夜になると見にくく、特に風の強い雨の日などは要注意です。コンサートの帰り、この木にぶつかった人がいました。

左下は工事中の鴨々川です。川の水はホースで流しています。

「写真撮っていいですか?」と聞くと「はい、どうぞ」と言って、クルリと後ろを向きました。犬をあやしてこちらに向けてくれたのです。ありがとう。
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中島公園の南端の鴨々川このワンちゃんは神経質だそうです   

 

4頁:綺麗になったバラの広場

 
baranohiroba.jpg←囲いが撤去されスッキリした芝生の広場

←去年まで、この芝生の広場は鉄パイプとロープと立入禁止札で埋め尽くされていました。 

近くの豊平公園に行っても、そんなことはしていません。 せっかく綺麗なバラが咲いていても、赤札や黄色と黒のロープと鉄パイプ等で囲まれていては、まるで、工事現場のようです。

今年は全て撤去され、芝生の広場も設計どおりの姿に戻りました。 何年ぶりでしょうか? 嬉しいですね。
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2005年までは全ての花壇は囲まれていた2006年から囲いは撤去されスッキリ

 

5頁:初夏の出来事

 
gurume.jpgキタラ前に仮設された高級レストラン

←6月末に突然あらわれたレストランにビックリしました。 「北海道を代表するシェフらが地元食材を使ったフルコースを提供する」、これがうたい文句です。 

ボート屋のおじさんの朝一番の仕事は、乗り捨てボートの回収です。 拾ったボートを何隻も連ねて漕ぐ姿は、中島公園、朝の風物詩となりました。
6月28日「札幌広域圏ジュニア・クラシック・コンサート」に集まった生徒たち。↓                               
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無賃乗船、乗り捨てられたボート札幌コンサートホール・Kitara前広場


管 理 人 の つ ぶ や き

 動物はつらいよ、鴨も厳しい!
今年の中島公園は少し、変です。菖蒲池から子供達から「主」と呼ばれていた、大きな鯉がいなくなりました。そこらじゅうにいた鯉が、池から消えてしまったのです。(キタラ裏(西側)鴨々川にはいます)

毎年6月初旬に現れる親子鴨も変です。 たった一羽、それもかなり大きくなったのが、鴨々川ホタル橋付近に親子で現れたそうです。 私自身が親子鴨を見たのは6月25日です。4羽ですが、かなり大きくなっていました。巣立ち後2週間はたっていたと思います。 

結局、鴨の赤ちゃんに初めて出会ったのは7月20日のことでした。(写真↓)
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 今年は7月19日まで赤ちゃんを見たことがないのです。私だけではありません。どなたに聞いても、同じです。中島公園の鴨の巣立ちは普通、6月初旬頃です。こんなに遅いのは初めてです。

それだけではありません。「孤児」まで現れました。 巣立ったばかりの赤ちゃん鴨、2羽です。 親は一体どこに行ったのでしょうか。可愛いなどと言っておられません。この子達の行く末が心配でした。 

genba.jpg2羽の赤ちゃんはくっついたり、離れたりして、ピーピー鳴きながら母を捜していました。 その内、通りがかりの鴨に、ついて泳ぐようになりましたが、完全に無視されていました。
たまたま出会った4羽を連れた母鴨を、お母さんと勘違いしたのか、甘えるように近づくと、猛烈な攻撃にあい、1羽の赤ちゃんは重傷を負い、その後動かなくなりました。

動物はつらい。動物は厳しいと思いました。 このときほど人として生まれ、好かったと感じたことはありません。 今年の菖蒲池は、なぜか荒模様です。 自然の移ろいは毎年同じようで、毎年違います。いつまでも興味の尽きることのない中島公園です。
(↑画像は「事件現場」です)

moiwa640.jpg

moiwa640ro.jpg
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 7月の中島公園
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