2006年06月30日

2006年6月の中島公園

2006年6月 の 中 島 公 園

中島公園は札幌まつりの今が一番にぎわっています。今年は菖蒲池の鯉が見られません。鴨の親子も、まだ見られません。カモメだけが増えています。 札幌まつり(6/14-16) 

1頁:札幌まつり&彰徳苑まつり

 
roten.jpg←中島公園には露店が560も建つ

14日は晴れ、混雑が予想されるので開店直後の10時過ぎに写真を撮りに行きました。

お祭りにはカメラを置いて改めて遊びに来るつもりです。本当のお祭りは写真のような健全な感じでなく、もっと凄いのです。特に自由広場はサーカスやお化屋敷、見世物、ゲーム、何でもありで、更に凄いのです。

比べてみれば、6月10日の「彰徳苑まつり」は上品なものでした。野点などして。↓
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賞金百万円もある、オートバイサーカス「彰徳苑まつり」(6月10日)野点も、この日は雨

 

2頁:初夏の出来事

 
bara.jpg←ロープと鉄パイプの囲いを取り美しく

長い間薔薇の花壇のある芝生の広場の景観を損ねていました。 鉄パイプと黄黒ロープ、赤の立入禁止表示のことです。 全て撤去され本来の美しい姿に戻りました。 有難うございました。新しい公園管理者様。

菖蒲池の鯉はほぼ全滅しましたが、黒いのが2匹(確認)、小さいのが相当数、生き残りました。

下の写真は珍しいとだけ言って置きます。何処が珍しいか知りたい人はメール下さい。↓
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菖蒲池の鯉は全滅したが、小さな生き残りこれは珍しい写真です。 分かりますか?

 

3頁:6月6日の中島公園

 
fuji.jpg←日本庭園の藤棚

日本庭園の藤棚が満開です。この近くの園路にはさらに大きな藤棚があります。

自由広場の花壇も橋と川にマッチしています。日本庭園のツツジは自然の中に溶け込んでいます。

片隅で何となく咲く花、自己主張しない、しとやかな花です。
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鴨のオスは羽の生え変わり中(菖蒲池西岸)オシドリ(菖蒲池東岸)   

 

4頁:札幌まつり前の作業

 
houheikanmaint.jpg←豊平館のガラス拭き

6月14〜16日は「札幌まつり」。中島公園は祭りの日を迎え、清掃作業や仮設作業などで慌しい。

お祭りは夜まであるので、電柱の仮設など照明設備などが準備されます。

鴨々川はボランティアによる清掃作業もあり、綺麗になりました。その後、川底の汚泥の除去作業がありました。順序が逆だといいですね。
maturi.jpgkamokamokouji.jpg
  

 

5頁:6月6日の野鳥

 
sagi.jpg菖蒲池、中島のサギ

中島公園にいつもいるのは、目立つ順にカラス、カモメ、ハト、鴨、雀です。

親子鴨が見られる頃になると、オスは茶色に変身します。 毎年公園を訪れる人を和ませてくれた、鴨の赤ちゃん。今年もあらわれるでしょうか。カモメが増えているので心配です。

6月6日はオシドリやサギも見られました。オシドリ夫婦といいますが、中島公園のオシドリは孤独です。それとも御用済みですか。
                          
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真ん中がオス鴨、羽が生え変わり始めている菖蒲池東岸、やや南にオシドリの雄 

今年出会った初めての親子鴨

     
例年なら6月初旬に現れる親子鴨ですが、今年は25日になって、やっと現れました。 子鴨はかなり大きくなっていました。 やはり巣立ったのは例年通り初旬だと思います。    
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 <推測>6月13日に巣立ったばかりと思われる親子鴨を伊夜日子神社向かいのマンションの庭で見た人がいます。話によると「親子鴨は豊平川方面に向って歩いていた。母鴨は10羽の子鴨をつれていた」と言うことです。 
私が知る限り、中島公園で親子鴨を見た話は、これ以外にありません。 子鴨の大きさと数から判断して、同一の親子鴨と思われます。 子鴨10羽が4羽に減ったのも中島公園では平均的な生存率で、不思議なことではないと思います。  

管 理 人 の つ ぶ や き

 鯉は何処へ行った? その2
中島公園のオバサン情報ですが、菖蒲池の鯉が全滅したようです。 言われてみれば今年はまだ、菖蒲池の鯉を見ていません。
 
オバサンは鴨々川河川工事のとき、川の水を止めたのが原因と言っています。池に入る水が減り、その結果酸素の供給が不足したと言うのです。
死んだ鯉がぷかぷか浮いて来たとも言ってました。
 
それから、4週間後の5月30日、更に詳しい情報が入りました。公園を毎日散歩している、近所のオジサンからです。

「4月の凍結が融けたころ、鯉が沢山死んでいるのを池の北側で見た。道を歩いていても腐臭がした。鯉の死骸を片付けていた。池の氷の上では沢山のカラスが死んだ鯉を食べていた。
翌日、行ってみると、もう鯉の死骸は無かった。」

オジサンの話は、オバサンの話と一致することも多く信頼性が高い。私もほとんど融けている池で、残った氷の上のカラスの群れをみました。オジサンは生き残った鯉を1匹見たと言い、私も2匹みました。この段階で、鯉の大量死は間違いないと思いました。

しかし、調べている内に意外な事実が分かりましたよ。中島公園の鯉について、公的機関は何も関心がないということです。管理事務所、市の緑の管理課などですが。

オジサンの話が事実だとすると、鯉の死骸を片付けていた人は誰?鯉の死骸は北側に集中していたと聞きました。菖蒲池の流れは南から北に向っているので、理屈に合っています。

オジサンは前代未聞の、この出来事が「新聞に出ないのが不思議だ」と、言ってました。 それとも良くあることなのでしょうか?
それとも、鯉は潜っていて、産卵の時期がくれば浮き上がってくる?
疑問が尽きない鯉の季節でした。(写真は凍結した菖蒲池、2006年1月撮影) 

6月15日追記
その後、更に二人のオバサンが鯉の死骸が大量に浮いて来たのを見た、という話を聞きました。「融けかけた氷の下から鯉の死骸がいっぱい出てきて、ボート乗場に死んだ大きな鯉が上がり、カラスが突っついていて臭かった」と言っています。 

koinotigyo.jpg
「鴨々川河川工事の影響で菖蒲池へ流入する水量が減り、その結果、凍った池の下で酸欠状態が起こり、鯉が大量に死んだ」という推理は、どうやら当たっているようです。 そうでないとすると鯉の大量死はなぜ起こったのでしょうか? 

鯉がほとんど全滅したことは間違いないと思いますが、救われるのは10センチにも満たない小さな緋鯉らしき魚がところどころで見られることです。

多分鯉だとおもいます。画像は日本庭園で撮ったものですが、他でも見られます。生き残りと思える大きな黒い鯉も2匹だけ見たことがあります。 根絶やしではなくて安堵しました。       

6月29日追記
依然として鯉は現れません。 上の写真の赤い金魚のような小魚も見えなくなりました。 鯉が冬に死んだことは、もう疑う余地のないことと思います。 ウグイのような小魚、エビ、亀などは健在です。 以前、生息していた大きな鯉は見れなくなりました。 キタラ西側の鴨々川では、いくらか見れますが、池との行き来はないと思います。  
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 6月の中島公園
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