2006年05月31日

2006年5月の中島公園

2006年5月 の 中 島 公 園

中島公園の5月は花いっぱいの始まりです。クロッカス、ツツジ、レンギョウ、チューリップの順で咲きます。 そして、いろいろな種類の桜が5月初旬から下旬にかけて順々に咲いてくれます。
5月のイベントは4月からのフリマに続き、メーデー。長期イベントとして園芸市があります。

1頁:中島公園の桜

 
sakuranamiki.jpg←ボート乗場から文学館への園路

←中島公園の桜並木はパークホテルから体育センターまでの園路。 恒例(8月末)の北海道マラソンのコースです。

日本庭園のしだれ桜が素晴らしいですね。 5月中旬ころが見頃でした。

中島公園の桜が終わりそうな、5月下旬。 護国神社では沢山の桜が咲いていました。 下の画像は5月23日に撮影しました。 ↓
sidaresakura.jpgtoriikita.jpg
日本庭園のしだれ桜5月下旬になっても護国神社は桜満開

 

2頁:子供達の遊び場、中島公園

 
echo.jpg←キタラのシンボル「相響」

←美唄が生んだ世界的な彫刻家、安田侃氏の「相響」はキタラのシンボル。 コンサートホール内にもあります。

GW以後の暖かい日の菖蒲池はボートを楽しむ人が、多く見られます。

今年の春は鯉が見えません。 替わりにメダカやウグイのこっこのような小魚が目立ちます。 子供達が網を持ってきてすくったりして遊んでいました。 池での釣りは禁止です。 ↓
boats.jpgkodomotati.jpg
菖蒲池のボート、背景にパークホテル豊平館前の池で遊ぶ子供達

 

3頁:中島公園、5月の風景

 
houheikan.jpg←国指定重要文化財「豊平館」

本州での桜のイメージは4月の入学シーズンですが、札幌では5月です。中島公園ではエゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜の順で咲くので、ほぼ5月中桜が咲いている感じです。

煮炊きは禁止ですが、弁当・飲物持込で花見している人も少なくありません。

5月はなぜか鴨が少ないです。 6月から7月にかけて親子鴨が現れます。 中島公園では毎年3、4組、可愛い姿を見せてくれます。
hanami.jpgikekita.jpg
豊平館前で花見をするグループ菖蒲池に鴨が一羽   

 

4頁:中島公園、5月の出来事

 
engeiiti.jpg←「園芸市」5月3日〜23日開催

園芸市が終わると、すぐに「札幌まつり」の準備に入ります。 仮小屋を建てたり、電柱を仮説したり、大変な準備です。

5月3日にFMアップルがキタラ中庭でナマ中継(放送)をしました。 「中島パフェ」もインタビューに応じたりして、協力しました。 
レポーターさんが、何処でやろうかと迷っていたので、キタラ中庭をお勧めしました。 演奏が始まると、誰もいなくなり、ほぼ個室状態になるので落ち着いて放送が出来ます。
kitara.jpgutikosan.jpg
札幌コンサートホール・キタラキタラ中庭より中継、FMアップルうちこさん

 

5頁:中島公園の鴨とカラス

 
karasu.jpg←橋の上を飛ぶカラス、正面はキタラ

中島公園で目立つ野鳥は平凡な鳥ばかり。 目立つ順にカラス、カモメ、鴨、ハト、雀です。

カラスの低空飛行にはときどき脅かされます。これから子育てシーズンに入るので気をつけた方がいいですね。

毎年この季節になると、鴨がつがいでトコトコ歩く姿が見られます。 羽があるのに何しているのでしょうね。 足を鍛えているのですか。
kamo2.jpgkamotugai.jpg
仲良く水辺に到着、夫唱婦随←
←つがいの鴨がのんびりと園路を横断 

鴨が池に描く線

      
鏡のようなな水面に鴨が描く線を見るのが好きです。 鴨が鴨であることが分かるように画像を大きくしました。 2棟のビルは最近建った賃貸マンションです。       
kamosen640.jpg

管 理 人 の つ ぶ や き

 鯉は何処へ行った?
過ぎ去った今年の冬、凍結した水面の下で一体なにが起こったのでしょうか? 情報ございましたら、お寄せ下さい。

中島公園のオバサン情報ですが、菖蒲池の鯉が全滅したようです。言われてみれば今年はまだ、菖蒲池の鯉を見ていません。オバサンは鴨々川河川工事のとき、川の水を止めたことがあったので、池に入る水が減り、その結果酸素の供給が不足したのではないかと言い、死んだ鯉がぷかぷか浮いて来たとも言ってました。しかし、真偽のほどは分かりません。

鴨々川河川工事のとき鴨の行動に異変がありました。これについては
年の初めに「鴨々川に異変、鴨はどこへ?」に詳しく書きました。 後になって考えると、鴨は自由に飛べるので環境の変化に素早く対応できる。 それが私には異変に見えたのです。 そして、見えない部分で深刻な影響があるのではないか、との懸念が生じました。

その後、地元の新聞「山鼻新聞(1万6千部発行)」に記事を書く機会があったので、その懸念を次のように書いて載せました。 「(前略)しかし、問題もあります。工事の影響か、(中略)マガモの分布が大きく変わりました。おそらく他の野鳥、動植物についても大きな影響を受けているのではないでしょうか。(後略)」

この時点では、どのような動植物に影響を与えるのか分からなかったのですが、今になって考えると、氷結した池の下で酸欠状態の鯉が死ぬ可能性はあると思います。 
偶然かも知れませんが、これを書いている時点で(今年の春)鯉を見た記憶がないのです。 

鯉だけなのか? 水草はどうなっているか? 疑問は尽きません。 ただ、小さな魚(多分ウグイの稚魚とおもいます)が沢山泳いでいるのを見ました。 4月29日、豊平館前の池でのことです。

5月4日の朝、確認の為、池の周りを一回りしましたが、鯉は一匹も見えませんでした。 亀の死骸を一つ見ました。中島公園の観察を始めて5年になりますが、こんなことは初めての経験です。 

いつも朝の散歩をしている3人の方に尋ねましたが、3人とも今年はまだ鯉を見ていない。去年までは氷が融けると鯉が見えたと答えてくれ、三人とも同じような疑問をもっていることが分かりました。

一方掲示板では野鳥に詳しいカラスさんから「夏にはカモメやアオサギなど魚の捕食者が現れるので、鯉やフナが警戒して泳ぐようになった」「6月中旬になると鯉の産卵が岸の柳の根方でみられるので、鯉が池に居ることが分かると思います」とのご意見とアドバイスを頂きました。 今のところ結論めいたことは何も言えませんが注意深く見守って行きたいと思っています。過ぎ去った今年の冬、凍結した水面の下で一体なにが起こったのでしょうか? 情報ございましたら、お寄せ下さい。          

<追記>
5月16日 13時ころ、今年初めて鯉を2匹見ました。 場所は日本庭園の池で 黒いのが2匹、一緒に回遊していました。14時30分ころ再び同じ場所に行ってみると同じ場所にいました。

今年になって鯉を見たのはこれが始めてです。何回も池のまわりを散歩し、数人の人にも聞きましたが、自分でも見ないし、見たという話も聞いていません。どなたかが池に放したかも知れません。池の底で泥まみれになって越冬した鯉には見えません。綺麗な鯉です。 この部分は私の印象です。
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 5月の中島公園
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