2005年08月31日

2005年8月の中島公園

È

8 月 の 中 島 公 園

8月の中島公園は水と緑につつまれています。豊平館やキタラが緑の中で映えています。鴨々川や菖蒲池の水が涼しさをよび、公園は涼を求め憩う人々であふれています。

1頁:雨が欲しい8月、晴れは良い天気?

 
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8月は雨が欲しい月。雨が降れば緑が一段と鮮やかになり、花木も元気がでます。

10日もカンカン照りが続くと天気情報が気になります。そんなとき「明日は良い天気でしょう」などと言われるとガッカリします。

予報士さんは晴れは晴れ雨は雨と言って下さい。渇水地域の人にとって晴れは最悪の天気です。昔は晴れは晴れでした。いつ変わったのでしょうか?
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2頁:中島公園、8月の景観

 
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8月のバラの向こうは芝生。遠くに藻岩山が望めます。ビルが建ち始めたのが気になります。

深緑の8月は池まで緑。わずかに白く波立つのは鴨がつくるトレイルです。

2004年の台風18号は中島公園にかなりのダメージを与えました。それを癒すかのように建てられた時計台。自由広場の新しいシンボルです。
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3頁:8月の緑の中で映える建物

 
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水と緑を前にして豊平館が一段と綺麗。夏場は野外喫茶が開かれています。(左)

小鳥のさえずりを森の中できくように、音楽は緑に囲まれて聴きたい。札幌コンサートホール・キタラは、そんな願いに応えてくれました。(左下)

森と泉にかこまれたブルーシャトウを思い起こさせるキタラ。水と緑の奥に青白く見えます。(下)
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4頁:夏には夏のドラマあり

 
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公園で憩う人たちも自然と共に一つの景観をつくっています。

訪れる人によって、公園の景色は変わります。子供たちがくれば、チビッコ広場。若いカップルは二人の世界をつくり、公園はその背景に過ぎません。

中島公園は舞台、人々は役者、散歩する私は観客の気分です。
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5頁:水が涼しい

 
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暑い夏は水が恋しい季節。しかし、水だけでは水素と酸素が化合した、ただの鉱物ですね

そこに生き物がいるから一段と涼しさを感じさせる、風景になるのです。

ありふれた水鳥のほうが好き。鯉も地味なほうが自然です。水も濁っていたほうが生き物に優しそう。
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6頁:自己主張しない花

 
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大通公園の花壇はとてもきれいですが、ひっそりと咲く中島公園の花の方が好きです。

中島公園の花たちは奥ゆかしく、自己主張しない花。自然の中に溶け込んでいます。

主役は菖蒲池、鴨々川あるいは森。自分たちは引き立て役と心得ているように見えます。

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7頁:大きくなった親子鴨

 
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下の画像を見てください。草を食べている大きくなった鴨の子供たちです。

もはや母との区別もできにくくなっています。これが8月の親子鴨。巣立ち後6週間ほどです。

あとの2枚は巣立って1週間以内です。およそ1ヶ月前の姿です。

2ヶ月で成鳥になるそうです。
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今月の一枚:さようなら げんきちゃん

 
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「死んだ愛犬の跡です。2,3日中にかたずけます。一寸の間置かせて下さい。」と書いてありました。菖蒲池西岸、鯉の餌やり場?です。袋の中は愛犬の好物。 覗かせてもらいました。
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 8月の中島公園
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