2013年06月30日

2013年6月の中島公園

6月は彫刻・鴨々川清掃で始まり、中旬に中島公園最大のイベント「札幌まつり」。

そして30日は児童会館・こぐま座共催の第7回かもくま祭が開催された。

6月の中島公園 以下日付順

このページには主として風景、イベント、風物詩等を掲載。そして全ての画像に撮影日を明記した。

2013年6月2日 公園清掃とその他の風景

2013年6月2日 第24回鴨々川清掃・第11回野外彫刻清掃

2011年より「クリーン鴨々川清掃運動」と「札幌彫刻美術館友の会」が主催する野外彫刻清掃は同時開催となった。


中学生からシニア団体まで参加している、文字どおり老若男女の清掃活動だ。
今年は桜の開花が遅かったので、図らずも桜咲く中での鴨々川清掃となった。
参加の方々にとってもいい思い出になると思う。


彫刻美術館友の会と清掃ボランティアが二組に分かれて彫刻を清掃した。
画像は高圧洗浄機で山内壮夫の彫刻「森の歌」を清掃している様子。
もう一組は東側の林にある「木下成太郎像(朝倉文夫)」の清掃を実施した。

その他の風景


天候に恵まれた日曜日の中島公園。 
ウオーキングする人、自転車に乗る人、小さい子から高齢者まで、それぞれが楽しそうな日曜日の午前。


姿は見えないが遠くでラジコン船を操る人も楽しんでいることだろう。
ところで水が茶色っぽいことに気付かれたと思う。この季節によくある雪解け水に起因する現象と思う。
山から泥を運んでくるのだ。自然の恵みも一緒に運ばれて来るのかも知れない。

2013年6月8日 水と緑の中島公園に花が咲く 


上の池は茶っぽいが鴨々川は流れがあるので澄んで来ている。この川も少し前は茶色だった。
今年の春は遅いので今頃になって雪解け水が流れてきた。季節を感じさせる池や川の色。
自然の営みを感じさせてくれる。


「北海道日豪協会」創立30周年記念樹キングサリ。 2年目だが綺麗に咲いた。まさに「黄色い藤」といった感じだ。
原産地はヨーロッパ南部。国際的コンサートホール、キタラに相応しい豪華で美しい花を咲かせている。


左は日本庭園の池、右は菖蒲池。 水に囲まれた藤棚は涼しげだ。毎年「札幌まつりの頃は藤が満開。
桜の開花は遅れたが藤は例年通りのようだ。    

2013年6月11日 ポプラの綿毛が舞えば初夏


ポプラの綿毛舞う豊平館前。これも6月の風物詩かな。


祭り3日前、自由広場で「札幌まつり」の為の見世物小屋等建設中。

2013年6月13日 寒さが遠のいたと思ったら直ぐ夏に


子どもにとってはキタラ前広場も遊び場。この姿を見て幼少のころ明治神宮外苑を遊び場にしていたことを思い出した。 

終戦後1年たった渋谷は緑あふれる町だった。焼け跡にバラックと呼ばれる粗末な手作り住宅が建ち。
空いている土地は所有者に断りもせず全て畑にした。各家では鶏を飼い卵を産ませるのに必死だった。
餌が悪いのかなかなか産んでくれない。


子供たちも家の手伝いはするが、よく遊んだ。明治神宮も外苑も子どもの遊び場だ。
梨本宮邸、長井邸にも入り込んで遊んだ。特に長井邸はれっきとした所有者が住んでいるのに遊び場にしてしまった。

時々白い髭の老人に叱られたが逃げるのも遊びの内。


周りが焼け跡なのに広大な庭を持つ邸宅が焼け残ったのだから子どもの遊び場になっても当然。
大きな声で文句を言えるような世の中ではなかった。振り返ってみれば面白い社会だった。


日本庭園の滝。勢いよく落ちる水が涼しさを呼ぶ。
日本庭園の詳細はこちら→ 中島公園日本庭園・八窓庵「中島パフェ」

2013年6月14日 札幌まつり第1日


地下鉄中島公園駅3番口を出ると直ぐそこが札幌まつり会場。


祭りの日は全ボートが出航。ボート乗り場にボートは無く、順番を待つ人の行列が出来る。
ところで祭りの日はキショウブと藤が満開だった。

2013年6月15日 札幌まつり第2日 夜のお祭り


14日と同じ中島公園駅3番口。夜になるとこんなに混雑する。


こんな露店が480店も並ぶ。

2013年6月16日 札幌まつり最終日に「みこし渡御」通過


祭りも三日目ともなれば特設ゴミ箱も溢れてしまう。


北海道神宮(円山)発の「みこし渡御」は14時頃中島公園前通過。


粋な女性いなせな男性。さすがは薄野「豊水祭典区」の山車。

2013年6月17日 水は満々中洲第2号橋付近の鴨々川


知る人ぞ知る。例年と違う鴨々川の風景。いつもなら紫陽花でボウボウになっているが今年は刈り込んである。
来年がどうなるか楽しみだ。鴨々川の下には導水菅が敷設されている。
大量の水が白鶴橋と中州第2号橋の中間辺りの出口から流れ出る。
ここは中州橋付近、もちろん立入禁止を示すロープが張ってある。

2013年6月20日 藤の様に垂れ下がるアカシアの花


今年はニセアカシアの花がよく咲いていて藤の様に見える。

2013年6月23日 北海道立文学館は美しい


夕方通りがかると文学館が何となく輝いているように見えた。


いかにも夏の風景。ボート乗り場から藻岩山を望む。

2013年6月24日 鴨の赤ちゃんを今年は見てないが?


今年は鴨が少ない様な気がする。赤ちゃん鴨をまだ見ていない。どなたか見ただろうか? 
なんとなく気になっている。2012年は二組程度だし、2011年は7月中旬頃に始めて見た。
全般に減少し遅れている感じは否めない。 

2013年6月25日 札幌護国神社


真夏の様な札幌護国神社。一雨欲しいところだ。

2013年6月28日 彫刻と花壇がある「香の広場」


後ろ向きの「笛を吹く少女(山内壮夫)」も悪くない。コンクリート建造物の耐用年数50年〜60年が目安と言われている。

この少女の像も人間で言えば80歳位かも知れない。それにしては美しい。
去年行われた札幌彫刻美術館友の会による劣化防止作業の成果かもしれない。     


「香の広場」には4体の彫刻(山内壮夫の作品)の他に花壇がある。


右上に小さく見えるのが「鶴の舞」手前は「猫とハーモニカ」。広場にはこの他に「母と子の像」がある。
いずれも山内壮夫の作品。

2013年6月30日 かもくま祭


中島児童会館、こぐま座前の広場では両施設共催のかもくま祭。


初参加の札幌彫刻美術館友の会は「ちょうこくたんけん隊」担当。


ちょうこく探検の行き先は山内壮夫の彫刻が4体ある「香の広場」。



中島公園の出来事・風物詩

6月のイベント、風物詩などを紹介。

2013年6月2日 鴨々川・彫刻清掃


水天宮近くの鴨々川。


白鶴橋下の鴨々川。


山内壮夫の「森の歌」清掃。

2013年6月8日 花々


ボート乗り場の近く。左上は仮設トイレ。


「香の広場」のライラック。


中州第3号橋近くのツツジ。


鴨々川沿いの散歩道(キタラ裏)。

2013年6月11日 日本庭園の生き物   


この池の鯉もだんだん増えて来た。


上がマガモの雄で下は雌。


外来種のミシシッピーアカミミガメ?

2013年6月13日いろいろ準備中


札幌彫刻美術館友の会も「かもくま祭」に初参加。詳細はこちら→ かもくま祭


地元のラジオ「山鼻、あしたもいい天気!」でも「かもくま祭」を紹介。


「札幌まつり」準備万端の自由広場。

2013年6月14日 札幌まつり第1日


480店の露店が営業。


お祭りの落し物だろうか?

2013年6月15日 札幌まつり第2日


お化け屋敷のショーウインドウ?


昔懐かしいスマートボール。

2013年6月16日 札幌まつり最終日


中島公園隣接の豊水通もお祭り気分。


ボートを待つ行列。


馬車馬が興奮している様だ。

2013年6月17日 祭りの後


仮設電柱の撤去も大仕事。


電線を外す作業員。


電線取外し中、ウェディングドレス。


こんな悪戯は止めよう!

2013年6月20日懐かしい紙芝居


昭和初期から終戦後辺りまでの紙芝居。

2013年6月22日


多くの人が札幌を歩く二日間。

2013年6月23日キショウブ、猫、烏

2013年6月24日コイと豊平館


豊平館は2016年まで工事中。

2013年6月25日沖縄戦没者慰霊碑

2013年6月28日


幌平橋駅側のポプラが危険木伐採予定。


真ん中に誰かがボールを置いた。


中島に渡れるので便利だが?


ここから導水菅の水が流れ出る。

2013年6月30日 かもくま祭


児童会館とこぐま座が共催。


かもくま祭名物、かもくまダービー。


祭りの盛り上げ役のアンナちゃん。


札幌彫刻美術館友の会も初参加。


彫刻たんけん隊の行先は「香の広場」。

posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 6月の中島公園