2011年10月31日

2011年10月の中島公園

中島公園2011年10月

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例年の10月とは違う中島公園だった。5日は10羽くらいのオシドリの群れ、8日〜10日はキタラの「Kitaraあ・ら・かると」に「札幌彫刻美術館友の会」が協力、22日には中島公園を考えるシンポ。 画像は菖蒲池東側から観た紅葉の北西岸。 2011年10月29日更新

1頁:10月27日の中島公園

 

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←地下鉄中島公園駅3番口付近の銀杏並木。
この3枚の画像とトップ画像は10月27日の撮影。念の為だが、日にちがたてば紅葉も落葉も進む。 銀杏並木は1918年に開催された「開道50年記念博覧会」の後で植えられたと言われている。キタラ近くの銀杏林より黄葉が遅いような気がする。 菖蒲池周りの紅葉は美しく、池への映り込みが、叉美しい。池越しに観る藻岩山は最高の景観。 池辺には見どころが沢山ある。ボート乗場のある東側の散歩道。画像で言えば、この道の先がボート乗場。朝から午前中にかけて、この散歩道から観る西岸の紅葉が美しい。 ↓

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菖蒲池東側の散歩道より見た西岸の紅葉。

菖蒲池東側の散歩道、落ち葉が多くなっている。


 

2頁:フリマとシンポジウム

 

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←雨上がりのフリマ
今年のフリマは雨に降られる日が、例年より多いような気がする。16日(日)は、どうにか雨は上がったが、一時は強い雨で開催が危ぶまれた。 会場の自由広場の一部は雨水が溜まったまま。水面に青い空と白い雲が映って美しい。 10月22日は、「中島公園の資産と今後の活用について考える」をテーマに、シンポジウム が開かれた。道立文学館講堂で開かれたが、参加者からの意見も多く、有意義な議論が出来たと思う。午後は、「中島公園探訪ツアー」が行われた。雨が降っていたが、沢山の人が参加してくれた。 

 
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10月22日、午前中はシンポジウム。

午後は、中島公園探訪ツアー


 

3頁:中島公園、秋の生き物

 

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←幾度も色を変えながら枯れて行くアジサイの花。
アジサイの花ほど長持ちする花は、他に知らない。幾度も色を変えながら、秋が深まると枯れて散って行く。なぜか人の一生のような気がして寂しい。 2006年春、菖蒲池の氷が融けても、1匹の鯉も現れなかった。なんとも不思議な2006年の菖蒲池だった。 まだまだ、少ないけれど、2008年夏より鯉が見られるようになった。 何処から来たのだろう? とにかく毎年少しずつ増えているような感じがする。 秋の菖蒲池の岸辺に黒猫がいたが、そっぽを向いている。 こっちを向いて欲しいので声をかけると、疑いの眼で私をみた。 ↓

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なぜか一列に並んで泳ぐ鯉、菖蒲池北側。

デジカメを見つめる黒猫は警戒するような感じ


 

4頁:新しい花壇とウォークラリー

 

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←中島公園北ゲイトに新設された花壇。
「Kitaraあ・ら・かると」は、札幌コンサートホール・キタラ主催で開かれた楽しくて為になるイベントだ。 今年は初めて、中島公園にある彫刻の清掃や調査活動でお馴染みの「札幌彫刻美術館友の会」が協力することになった。 会場がキタラ前広場から、それに続く芝生の広場へと広がった。「相響」「猫とハーモニカ」「笛を吹く少女」等、音楽に因んだ彫刻に関するクイズが新しく加わった。参加者は彫刻を見て確認しクイズを解く。 そして「札幌彫刻美術館友の会」会員の説明を聞く。 ↓

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ご挨拶、「あらかると」の案内人はモーツアルト

キタラクイズ・ウォークラリーには彫刻クイズも。


 

5頁:新しい仲間、オシドリとボタン

 

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←シュウメイギクにボタンが加わった菖蒲池の南。
中島公園に新しい仲間が加わったような気がする。一つはボタン、これは多分仲間として定着するだろう。人の手で維持することが出来る。 しかし、オシドリの方は彼らの都合次第だ。中島公園の仲間になるか、どうかの判断はオシドリ達に委ねられる。 

2003年6月にオシドリの親子が来たことがある。 それ以来、親子のオシドリは見たことがない。しかし、去年8月に幼鳥を見た。 今年は10羽くらいの家族? 中島公園での定着が楽しみだ。 ↓

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キレイなオシドリに思わず見惚れてしまう

中島公園に来たオシドリの家族? 10月5日撮影 


今月の一枚  オシドリたちが来た!

  

去年の8月末、中島公園でオシドリの幼鳥たちを見た。 そして今年はオシドリの家族が…。少なくとも10羽はいたと思う。 去年に引き続き今年もオシドリが…。 なんとなくオシドリの公園の予感。 2011.10.5撮影。

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管理人のつぶやき

中島公園を考えるシンポ

bungakukan.jpg← 第一部シンポジウム会場の文学館

仮名で申し訳ありません。 「中島パフェ」は個人ホームページです。管理人が匿名なのに、実名で掲載するのは失礼かと思い仮名にしています。


ある日ある人からシンポジウムのパネラーを頼まれた。 中島公園の活用に関するシンポジウムと聞いて、喜んで引き受けた。 

正確に言えば意向を打診されたので、できればやりたいと答えたのだ。

中島公園に関することは、出来るだけやることにしている。 それが中島公園の為になり、ホームページ運営に役に立つと考えるからだ。 


シンポジウムのパネラーは初めてなので、先ずシンポジウムとは何か、ネットで調べると「一般に、一つの問題をテーマに、異なる意見をもつ数人の報告者が意見を発表し、参加者全員によって討論を行う」と書いてあった。

さて、次はパネラーだ。 パネラーってなんだろう? 「パネリストのこと」と書いてある。 これでは何のことだか分からない。 再び検索すると「パネル・ディスカッションの問題提起者・討論者。 パネラーは和製英語」と書いてあえる。 ますます分からなくなったから、それ以上調べるのは止めた。替わりに、経験豊かなRさんに私のやるべきことを聞いて、10月22日のシンポジウムに臨んだ。 

tanbou.jpg← 第二部 中島公園探訪ツアー「木下成太郎像」

シンポジウムについては、今のところ正確に把握していないので、概略説明に留めることにした。 

中島公園の将来を左右する重要なイベントなので、いずれは詳細についても「中島パフェ」に掲載する予定だ。 現在は、資料収集の段階である。

シンポジウムは初めてなので、開催中は自分の役割を果たすのに精一杯で、シンポジウムがどのように進行したのか把握できない部分もあった。 

いずれ何らかの発表がある筈なので、それを読んで参考にして、読物として纏める予定である。

ところで、中島公園の資産を掘り起こし活用する道のりは長い。 私にとっては、終わりのない「仕事」である。 

拙速は避けて一歩一歩、確実に前進させて行きたい。

このシンポジウムは中島公園管理事務所が企画している「中島公園三十三選選定事業」の
キックオフイベントと位置づけられている。
10月22日のシンポジウムは、まさに始まりであり、これからが本番である。 

posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 10月の中島公園