中島公園2011年9月 |
 中島公園の9月は夏と秋が交互に来るような感じだ。日本庭園爽秋茶会、パンの笛(パンフルート)演奏会等もあった。夏が過ぎてもいろいろな花が咲き、空が青く澄み渡る日も多い秋である。画像は自由広場から撮った公園に隣接する住宅街。高層マンションが少しずつ増えている。 2011年9月28日更新。
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1頁:コンサート フリマ パンの笛 | |
 | ←札幌コンサートホール・キタラ 中島公園に足を運ぶ人で一番多いのは、コンサートを聴きにる人だろう。 毎日のように演奏会がある。フリマは10時〜14時、自由広場で開かれる。近くの園路上では車なしで開いている。中島公園で彫刻の清掃をしている「札幌彫刻美術館友の会」の人が、偶然の機会に「パンの笛」が奏でるのを聞いた。中島公園には山内壮夫の「猫とハーモニカ」という彫刻があるが、以前からギリシャ神話、牧神パンの笛ではないかと言われている。演奏者の楽器は彫刻の楽器と似ている。 ↓ |
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中島公園フリーマーケット(フリマ)。 | パンの笛(パンフルート)・コンサート。 |
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2頁:八窓庵でお茶 日本庭園爽秋茶会 | |
 | ←日本庭園で爽秋茶会 八窓庵は周りから見るだけで、中には入れないが、1年に一度だけ入る機会がある。 それが「三分庵茶会」である。一般に八窓庵といわれている建物は、江戸時代の八窓庵に大正時代の三分庵が付設されたもの。いずれにしろ、一度は中に入ってみたいと思っていたので、お茶の心得はないのだが茶券を買った。主催者に伺ったところ「大丈夫ですよ」と言ってくださったので、行くことにした。 外では野点もやっている。こちらは予約なしでOK。 |
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「三分庵茶会」は、中に入れる年一度のチャンス。 | 野点は予約なしで、随時受け付けてもらえる。 |
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3頁:花と百花園跡地(芝生の広場) | |
 | ←日本庭園で咲くきれいな花 中島公園で咲く花も最近は増えたような気がする。 今までは、秋になり、紫陽花が枯れてくれば、咲いているのはシュウメイギク、ムクゲ、バラの残りくらいだったろうか? 花については自信がない。中島公園ほぼ中央の芝生の広場は、昔「百花園」と呼ばれていた場所。当時はバラ園、噴水などがあった。今は芝生の広場になっていて、周りに彫刻や花壇が配置されている。以前はバラがほとんどだったが、最近はいろいろな花が交互に切れ目なく咲いている。 ↓ |
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芝生の広場で秋のひと時を楽しむ人々。 | 今年から植えられたダリアいろいろ。 |
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4頁:中島公園の出来事 | |
 | ← 一部陸揚げされたボート ボートの季節が終わりに近づくと、一部のボートは陸揚げされる。そして、10月の半ば頃には、全てのボート池から姿を消し冬を迎える。 9月6日は台風の影響で、大雨だった。 中島公園の様子を見にいくと案の定、水浸しだった。テレビでは河川敷まで水に浸かった豊平川が写っていたが、不思議なことに鴨々川の水は少ない。 豊平川から鴨々川に流れる水門を閉じたようだ。少しだけ流す道はないのだろうか? 更に下流の創成川では水を失った魚もいたようだ。 |
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9月6日は大雨だった。 水を湛える自由広場。 | 大雨なのに鴨々川には水が流れていない。 |
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5頁:野鳥や鯉のいる風景 | |
 | ←豊平館前の池、鳩と鴨、写りこまれた豊平館。 水面に映る豊平館が揺れていて面白そう。 鳩と鴨が池辺でノンビリと休んでいるように見える。 2006年春に一旦は消えてしまった鯉も、徐々に増えてきた。9月1日には、鯉が一列に並んで泳ぐ姿も見えた。 鯉は確実に毎年少しずつ増えている。以前のように、この池で産卵する姿が見えるようになるかも知れない。 日本庭園の池だが鴨が一羽。 川から大海に出て行くように見える。 ↓ |
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豊平館前の池、鯉が一列に並んでいる。 | 日本庭園の池に波紋を与えた鴨。 |
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今月の一枚 夜の豊平館 | |
中島公園は夜も美しい。 ライトアップされた国指定重要文化財豊平館。 2011年9月25日撮影。 |
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管理人のつぶやき | 猫とハーモニカの謎 |
 中島公園には山内壮夫の「猫とハーモニカ」という彫刻があるが、以前からギリシャ神話の「牧神パンの笛」ではないかと言われている。 よく見れば胸の辺りも猫らしくないし、ハーモニカにしては大きすぎる。ただ、どの本にも「猫とハーモニカ」と書いてあるので、その名前で定着している。
偶然だが、その疑問に火をつけるような出来事が起こった。「パンの笛」演奏家が中島公園に何の前触れもなく現れた。四国から来られた竹笛太郎さんである。竹笛さんは彫刻「猫とハーモニカの」を見るなり 「これはハーモニカではなくパンの笛ですと断言してくれた。
ならば、吹いているのも猫ではなく、牧神(半獣人)パンでなくてはならない。彫刻名の謎は深まるばかりだ。竹笛太郎さんによるコンサートは9月18日に開かれた。 そのときの様子は、9月19日の北海道新聞・朝日新聞朝刊に掲載されている。画像は彫刻の横で演奏する竹笛太郎さん。
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posted by H.Ishikawa at 00:00|
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9月の中島公園