中島公園2010年12月 |
 中島公園の12月は、菖蒲池が凍結する。水場が少しでも残っていれば、鴨はそこで頑張る。 ホテルやキタラではイルミネーション。年末には「歳の市」。歩くスキーコース整備は雪がなく翌年へ。2010.12.30更新。
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1頁:12月28日の中島公園 | |
 | ←みどり子ちゃんファミリー 「みどりこちゃんファミリー」は、なぜかブルーシートで覆われ、その姿を見ることが出来なかった。今年初めて、シートが外され、花が盛られた可愛い姿を見る事が出来た。 8年ぶりくらいのお出ましか? 白い雪に覆われている中島庭球場のテニスコート。東北・北海道では唯一ではないかと言われている、赤っぽいアンツーカーコートだが…。幌平橋駅に近い「鴨々川水遊び場」近くのミニ遊園地。 青空の下、遊ぶ子の姿もない。 |
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中島庭球場 | 鴨々川水遊び場付近の遊具 |
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2頁:新年を迎える中島公園 | |
 | ←百周年を迎える伊夜日子神社 幌平橋近くの伊夜日子神社も中島公園と共に、来年は百周年を迎える。中島公園はその前身である、中島遊園地時代を含めると、来年は123年目に当たる。中島公園に隣接して、水天宮、伊夜日子神社、札幌護国神社の3社があり、それぞれの神社で、新年を迎える準備をしていた。昔は盛大だった「歳の市」は、最近は3軒程度だが、切れることなく続いている。 歳の市が立つと、もうじき新年だなという雰囲気を感じる。 |
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地下鉄中島公園駅付近の歳の市 | 中島公園界隈で一番古い神社、水天宮 |
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3頁:冬を楽しむ人々 | |
 | ←平成23年の干支に因んでウサギの雪像 豊平館近くの橋の上にウサギの雪像を作って、写真を撮っている若者が居た。 葉っぱを耳にし、ナナカマドの赤い実を目にしていた。今年は温かいような気がする。 歩くスキーのコースは12月25日にオープンの予定だったが、雪不足の為、延期となった。恐らく、年明けだろう。 こんなことは、初めてではないだろうか? この天文台は入場無料だが、中に入って星を見る人より、外でソリ遊びする人の方が多いと思う。 こんな天文台は珍しいのではないか? |
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歩くスキーの準備中だが、雪不足で延期 | 天文台のスロープでは子供たちがソリ遊び
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4頁:子供達も楽しめる冬の中島公園 | |
 | ←凍結しかけている菖蒲池 集団で歩いている子供の一人が「鴨だ!」と言うと、皆、指差す方を見て、「鴨だ」「鴨だ」と口々に言う。子供達は動くものが好きだ。中島公園には犬、猫、亀、鯉など、いろいろな動物がいる。一番身近で親しまれているのが鴨のような気がする。冬になると菖蒲池は凍結するが、凍り始めのときは、面白い風景が見られる。凍った池の中の小さな水場を求めて、鴨たちが頑張っている。池全体が凍るまで、鴨はどこかに居るのだ。細い部分が水場なら、そこに行列ができる。 |
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こども人形劇場「こぐま座」、隣は中島児童会館 | 地下鉄幌平橋駅裏を流れる鴨々川にオシドリ |
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5頁:冬でも楽しめる中島公園 | |
 | ←北海道立文学館 中島公園内には、冬でも楽しめる施設が沢山ある。 文学館、キタラ、豊平館、体育センター、こぐま座等の施設。ホテルやキタラのイルミネーション。それに「歩くスキー」のコースも設定される。園路の多くも除雪されているので散歩も楽しめる。トイレも使用できる。 これには説明が必要だが、札幌の公園トイレは冬季間閉鎖される所が多い。 今年は、一部のトイレに中島公園の写真が貼ってある。 トイレの美化にも役立っているようだ。 |
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札幌コンサートホール・キタラ中庭 | 自由広場のトイレ |
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今月の一枚 殉職看護婦慰霊碑 | |
護国神社「樺太太平炭鉱病院殉職看護婦慰霊碑」の裏。 高橋婦長以下6名の看護婦が命を落としました。 戦争で亡くなるのは、戦争を始めた指導者ではなく、このような若い人たちがほとんどです。 |
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楽しい食卓朝の食卓(抜粋) | 中島公園猫三題 |
郵便受けにAさんからの投稿が入っていた。 以前、道新「朝の食卓」に載せてくれないかと頼まれたことがある。
「それは出来ないけれど、ブログなら自由に載せられますよ」と答えたら、 今までに2回ばかり手書きの原稿を手渡された。
以前、手渡されたのはチラシの裏だったが、今回は破いた帳面に書いてあった。 手渡しから郵便受けへ、チラシから帳面へ、こらからどう進化するのだろう。 先が楽しみだ。
不思議なことにインターネットを見ている気配はない。 ご本人はパソコンの心得もなさそうだ。 家族からネットで見せてもらっている気配もない。 そのため、私は気楽に書けるからありがたい。
赤マル母さん 赤マル母さんはお腹の部分が白、背中が赤のたいそう子育て上手な母猫です。 それ故、年に2回お産をします。 それが困る原因なのです。
自家用車にひっかきキズをつけたり、民家の周りをウロついたりするので、困った住民がお役所に談判に行ったのです。
そして、とうとう避妊手術をさせられる事になりました。 捕獲器にとらわれの身になった赤マル母さんは、悲しげにミャーミャー泣きわめいていました。 ゴメンネ、赤マル母さん。 無力な私をどうぞ許して下さい。
図らずも「猫三題」となってしまった。 この三つの共通点は、筆者の猫への愛である。 猫へのエサやりは、非難する人も少なくない。
捨てられた猫はどうしたら良いのだろう。 やはり、「捨てる人あらば、救う人あり」ではないか。 拾えと言われても、なかなか難しい。

参考の為、今までのAさんの投稿を載せます。
子猫のピースケ君 中島公園の片隅で、そのトラ猫はひっそりと生きていました。 ノラ猫の子に生まれたことを恨むでもなく、夜は星空の下、昼は草の匂いをかぎながら、 あわれに思う人や通りすがりの人から食べ物をもらうその日暮しの生活でした。
頭をなぜても逃げないし、物静かなオス猫でした。 星になったのか風になったのか、今はもういません。 ある日こつ然と消えました。 心に穴があくとは、こういう事でしょうか。 ピースケ君、君がいない毎日は淋しい。
捨て猫トラ子の最後 中島公園の近くに古びたアパートがありました。 ある時、取り壊すことになり、その時の住人が捨てて行ったメス猫がトラ猫のトラ子でした。
やがて春になり自分と同じトラ柄の可愛い子猫を2匹産みました。 授乳がそろそろ終わりかけた頃、親切な人が見かねて不妊手術をしてくれました。
麻酔が効き過ぎたのか、体力がなかったのか、トラ子は二度と目を覚まさなかったのです。
ゴメンネ、トラ子。 「トラ子のためを思ってした事が、こんなことになって、どうか恨まないでね」 |
posted by H.Ishikawa at 00:00|
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12月の中島公園