2010年10月31日

2010年10月の中島公園

中島公園2010年10月

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10月の大きなイベントは「シンポジウム2010『北の彫刻』」。今年の紅葉は遅く10月末に見ごろを迎えた。「クリーン鴨々川清掃運動」「Kitaraあ・ら・かると」「木立のギャラリー」「見どころ探訪ツアー」開催。画像は日本庭園内の国指定重要文化財茶室「八窓庵」 10月31日更新

1頁:10月29日の中島公園(紅葉)

 

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←地下鉄中島公園駅、3番出入口付近。

今年の紅葉は遅かった。 それでも10月末ともなれば、中島公園全体が秋色に染まって来る。北口から出ると、もう直ぐ薄野。 真っ直ぐ2km歩けば、JR札幌駅に着く。札幌のメインストリートで「駅前通」と呼ばれている。月末になり菖蒲池も、周囲がだいぶ紅くなり、秋らしくなってきた。しかし、雪も降り、冬は近い。(左下)キタラ広場の東側を流れる鴨々川分流。 ここから菖蒲池に入り、北側から出て再び鴨々川と合流する。 色づいた木々の向こう側は芝生の広場。 ↓

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菖蒲池東南岸より中島と北側を望む。

札幌コンサートホール・キタラ前広場近く。


 

2頁:秋深まる中島公園

 

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←10月22日の菖蒲池北西側

← だいぶ色づいて来た。 ここは菖蒲池北側。 売店Midori付近から観た風景。

体育センター裏側の桜並木は、早くも色づいたが、例年より赤みが少ないような気がする。(左下)

15階から中島公園を撮ってみた。 こう見ると中島公園も横には広いが、かなり狭く見える。 ↓

 
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10月16日中島体育センター裏

10月26日が初雪だが、積ったのは27日。↑


 

3頁:中島公園、芸術の秋

 

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←コンサートホールでkitaraあ・ら・かると

←札幌コンサートホール・キタラで音楽を聴き、音楽と遊ぶ三日間は10月9日から11日。中庭で、パークホテル、ノボテル札幌の飲食コーナー。10月17日、札幌パークホテルでシンポジュウム2010「北の彫刻」を開催。中島公園にある「木下成太郎像」が『お宝』であることが判明。これがキッカケで開かれた。基調講演は武蔵野美術大学、黒川教授。 詳細 → シンポジュウム2010「北の彫刻」。毎年恒例の木立のギャラリーは紅葉の中島公園を背景に開催された。 場所はボート乗場近くの林。10月20日から10月31まで。 ↓

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パークホテルで「シンポジウム2010北の彫刻」開催。

ボート乗場近くの林では「木立のギャラリー」


 

4頁:中島公園10月のイベント

 

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←10月初旬に貸しボートは、今年の営業終了。

← ボート乗場が一番混んでいたのは、6月中旬の「札幌まつり」の三日間だった。今年から1回になってしまった豊平川花火大会だが、その夜は花火が終わるまで延長営業された。10月11日をもって今年の営業は終了。再会は来春。10月3日は19回目の「クリーン鴨々川清掃運動」の日。 雨模様だったが、9時30分から11時まで清掃した。もちろん、「中島パフェ」管理人の私は参加した。10月10日は雨の中を「中島公園見どころ探訪ツアー」が行われた。 約30名が参加してガイドさんの案内で園内を散策した。 ↓

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クリーン鴨々川清掃運動、開会式典

中島公園見どころ探訪ツアー、豊平館前で説明。


 

5頁:10月初旬の中島公園

 

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←紅葉が遅れている中島公園と藻岩山

←菖蒲池北岸から池越しに観える藻岩山は美しい。水面の横線は泳ぐ水鳥が引いたトレイル。札幌コンサートホール・キタラ前広場にある、安田侃の「相響」(左下)。10月2日の撮影だが、この辺りは黄葉していた。地下鉄幌平橋を降りて行啓通を西(電車通)に進むと桜並木が早くも紅葉していた。行啓通の南側は、護国神社だが、この辺りは中島公園の一部である。 10月2日撮影。 ↓

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札幌コンサートホール・キタラのシンボル「相響」

一番早く紅葉した桜、地下鉄幌平橋近く。


今月の一枚  猫

 

たまには芸術的なものをと思いましたが無理でした。 それで謎々、ヒントは10月19日の中島公園です。
ここは何処? オブジェは何? 猫は何を見てる? ヒマな人は考えてみましょう!

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「楽しい食卓、朝の食卓」(転載) 

 輝く!木下成太郎像

9年前に定年退職して、中島公園の近くに転居した。 

職場中心の暮らしを止めて、さあ!これからは地域貢献と意気込んだが、結果は悲惨だった。

さっそく町内会の鴨々川清掃に参加してみたが、知らない人の中で右往左往するばかりだ。 

長靴を履いていなかったので、川にも入れない役立たずになり、惨めな気分だった。

地域の新聞をボランティアとしてお手伝いしたが、これと言った経験もなく、出来ることは配達くらいだ。

しかし、マンションの前の「チラシ配布お断り」の掲示に怖気づいて止めてしまった。


失敗に懲りて方針転換した。 

7年前に、自己紹介代わりと思って、近所の人に親しまれている中島公園のホームページを開設した。 

それからはHPを介してボチボチ知り合いができるようになった。

3年前に、近所に住む「札幌彫刻美術館友の会」会長と出合った。 それからは、とんとん拍子。 

情報提供のHPから脱皮して、取材して行動するHPへと進化した。

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シンポジウム北の彫刻チラシ彫刻清掃と調査のボランティア活動の中で、林の中に放置されている銅像が、郷土史上でも重要な芸術文化遺産であることを知らされた。 

さっそく、HP「中島パフェ」に特ダネ記事として載せたが、何の反響もない。

誰も驚かないし、中島公園近所の住民も全く無関心のままだ。 

少なくとも私の耳には聞こえて来ない。


あれから3年たった。 

”木下成太郎像(朝倉文夫作)〜シンポジュウム2010「北の彫刻」〜”

が2010年10月17日、札幌パークホテルで開催されることになった。

世の中は不思議なものだ。3年間鳴かず飛ばずの「木下成太郎像」だが、
ここに来て、大ブレイクしてしまった。


4年前の「札幌まつり」の夜、中島公園の彫刻が、何者かの悪戯で転がされたりした。 「なんとかせにゃいかん!」と始めた彫刻清掃が、「お宝」の発見へとつなたった。 世の中、何が幸いするか分からないものだ。

喜びを通り越して、ただ驚いている。 

主催:札幌彫刻美術館友の会 共催:武蔵野美術大学、大東文化大学
後援:観光情報学会、北海道芸術学会、札幌市、NHK、STV、道新、他
協賛:札幌パークホテル、ノボテル札幌、キタホテル、キリンビール、他

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posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 10月の中島公園