
8月29日(日)は恒例の北海道マラソン。 一昨年まではフィニッシュだった中島公園は、去年からスタート地点となった。
大きな違いと言えば、大勢の人々で中島公園が溢れたことだ。 ランナーが約8千人、それに役員、応援など含めたら、1万人を超えたと思う。
スタート地点は中島公園東側の豊水通、文学館前辺りだ。 ここに約8千人が集まり、12時10分にスタート。 十数分で全てのランナーが消えた。 がらんとした道路を見て不思議に思った。
8千人もいたら、少しは変わり者が居てもよさそうなものだが、皆そろってコースに沿って走って行ったのだ。 迷える小羊はいなかった。
気温27度c、湿度70%、無風、走るには暑苦しい。コース上では30度cを超えた所もあったそうだ。
7,959人が出場し、5,715人完走した。完走率71,8%と発表された。 2年前までは、制限時間4時間の過酷なレースと言われ、完走も半数程度のこともあった。
5時間に緩和された去年に比べれば、低い完走率だが、4時間のときに比べれば明らかに高くなっている。 もちろん、出場者も5千人程度から8千人へと大幅に増えている。

携帯を盗み聞き
「応援しろと言われても、パンフも無いんだから誰だか分からないよ」
「………」
「えっ! 黄色い服?」
「………」
「そんなこと言われたって、たくさんいて分からないよ」
盗み聞きは大袈裟だが、大きな声なので聞こえてしまった。
分かる分かるその気持ち。 現場に居ない人は分からないだろうな。 それも分かる。
ともかく、8千人はとてつもなく大きい。 しかも黄色いシャツはたくさん居る。 流行だろうか?