不器用だから、ものを作るのが苦手だ。 ホームページ(HP)「中島パフェ」も私の代わりに誰かに作ってもらいたかったが、そうは行かなかった。
先ずは、未だに実現していないこと。HP「中島パフェ」を、他人様に作ってもらおうと言う、厚かましい話から始めたい。
10年以上ウェブサイトを運営しているAさんは言う、「ホームページはコンテンツが全て。 それと更新が大切だ。 デザインなんかは、分かるように書いてあればそれでよい」。
「デザインは大切でしょう!」と反駁すると。
「大切だから、あんたがやったらダメなんだ」と言われては、返す言葉もない。
「そりゃあそうですが、外注するお金はありません」
「金は要らんのだ。 コンテンツさえ良ければ、誰かが作らせて下さいと、言ってくるものだ」
「誰かって、だれですか?」
「ウェブデザイナーを目指して勉強中の学生だ。 実際のホームページを作成して、運営してみたいと思っている人もいるのだ」
「なるほど」
「作りたいけどコンテンツがない学生も多いんだよ」
「その気持ち、なんとなく分かります」
「実績にしたいので、誰もがコンテンツの良いものを狙っているんだ」
「そして、デザインの悪いもの」
「当たり!」

言うだけあって、Aさんのホームページのデザインは稚拙だが、内容は素晴らしい。 そのホームページ・デザインが、ある日突然豹変したのだ。
まるでプロが作ったようなページだ。「Aさん、ついにやったな」と思った。
コンテンツに惚れて、代わりに作ってくれる人が現れたのだ。
なるほど、「情報の内容」が大切なのだな。それと更新をこまめにやることだ。 自分なりの方針が立ったような気がした。 しかし、結果は思わしくなかった。
良質のコンテンツなど、口で言えば一言だが、手に入れるのは至難の技だ。 私には不可能のように感じた。 結局、更新を頻繁に繰り返すことになった。
結果としてページ数が増え、それに比例して修正すべき、間違いが増えてしまった。 今では修正の為の更新に追われている始末だ。 これでは本末転倒である。