2009年10月31日

2009年10月の中島公園

中島公園2009年10月

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中島公園の秋は一番美しい季節だ。今回は奇麗な中島公園を紹介しようと思う。 しかし、それは中島公園の一部に過ぎない。 詳細は各年の中島公園を見てほしい。建物はノボテル札幌。10月29日更新

1頁:10月にいろいろな行事

 

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←行啓通、南14条橋付近の鴨々川
いろいろな行事があり一部を除き終了した。
2日〜4日、中島公園紅葉ライトアップ 〜光の森〜
10日〜13日、公園へいこう! 中島公園内を散策18日朗読会北海道ゆかりの文学を読む(文学館)旭山動物園長が語る 、あそびと文化からこどもの育ちを考えるシンポジウム(パークホテル)16日〜10月31日 木立のギャラリー10日〜11月8日小林重予展物語る庭(道立文学館)。フリーマーケットも終了、再会は来年4月中旬。ノボテル札幌のパフェ「中島パフェ・秋」も一旦終了、1月からは「中島パフェ・冬」(ホット系)を予定。

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行啓通沿いの広場、ここで毎朝ラジオ体操を行う。

菖蒲池北側の島にある大木の大きな枝が倒れた。


 

2頁:10月のテーマ美しい秋景色

 

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←地下鉄中島公園駅よりの銀杏並木。

1頁、2頁の画像は全て10月28日の撮影。

1頁については、文章と画像が違うではないかと、疑問に思ったかもしれない。 今回は趣向を変えて、画像は「10月の美しい秋景色」とした。10月の主な行事については中島公園新着情報(ブログ)に掲載している。叉、行事は毎年同じようなものが繰り返されている。 

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菖蒲池北側(薄野側)。

地下鉄中島公園駅へ向う銀杏並木。


 

3頁:10月21日の中島公園

 

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←菖蒲池北側、黄葉した木の後ろはパークホテル。

中島公園が一番奇麗に見えるのが秋。 秋には、いろいろな行事があるが、それはブログ(中島公園新着情報)に譲るとして、ここにはいい景色を掲載した。私が一番好きなのは、菖蒲池北側の景観。 キタラ周辺の秋景色も好きだ。 それと中島公園周辺の銀杏並木も素晴らしいと思う。後は、日本庭園。 そして、菖蒲池の周りの水辺の紅葉が美しい。豊平館前も奇麗だし、文学館あたりも美しい。 それに、忘れてはならないのが、護国神社及びその周辺である。

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日本庭園八窓庵、9月〜10月初旬に茶会開催。

札幌コンサートホール・キタラへの道路

 

4頁:どこもが奇麗な中島公園

 

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←豊平館前より天文台方面を望む。

行啓通に架かる南14条橋から観る鴨々川などの眺めも、なかなかのものだ。地下鉄幌平橋周辺も紅葉の季節は特に美しい。 伊夜日子神社周辺も見所だし、中島公園駅近くの水天宮周辺も味がある。それに中島公園西側に、鴨々川沿いに造られている、散歩道も好きだ。 こうして観ていると中島公園全体に見所がある感じだ。もちろん、それらの場所のすべてを、このページで紹介することは出来ない。 冒頭の年別中島公園のリンクをぜひ見て頂きたいと思っている。

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札幌コンサートホール・キタラ南側

キタラ職員用玄関、夕方になり照明が付いている。


 

5頁:これらも中島公園の風景か?

 

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←ノボテル札幌「中島パフェ」秋バージョン

景色と言っても中島公園のは、殆ど人が造ったもの。 ならば、パフェの景色が、あってもいいではないか。ノボテル札幌カフェ・セゾンの「中島パフェ・秋」は10月末で終了。 11月、12月はお休み。 2010年1月には冬バージョンが登場する予定である。新春に 一つ増えたよ 楽しみが  中島パフェが 冬バージョンです (字を並べて一人楽しむ) 鴨の結婚シーズンは冬。 雄は頭をグリーンに光らせて、雌の気を引く。品格に満ちた優雅な佇まいの重文「豊平館」↓

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マガモの頭がグリーンに変化、恋の季節も間近。

10月3日紅葉ライトアップの夜の豊平館


今月の一枚  この木が消える

 

10月初旬、画像真ん中の大木が大きく二つに割れた、折れ目を見ると空洞になっていた。 5年前、中島公園に大きな爪痕を残した台風18号にも耐えた大木だ。 ついに寿命が来たらしい。 菖蒲池の北島に立ち、皆に愛された木の最後の姿を、記憶に留めてほしい。 そう思って撮ったのが今月の1枚である。

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「楽しい食卓、朝の食卓」 ニャンコの気持ち

  
(ブログ「楽しい食卓、朝の食卓」よりの抜粋)

<前編>ニャンコ救出大作戦(ブログ) 

<後編> ニャンコの気持ち
北島に取り残されネコの救出活動に全力を尽くす「ニャンコ助け隊長」に、
思わぬ試練が…、

「隊長! 大変です」
「なんだ。 朝っぱらから騒々しいな」
「北島のニャンコが文句言ってます」
「なんだと、ネコの分際で口をきくとは生意気な」
「メールが来たんです」
「なに! ニャンコが携帯?」
「パソコンです。プリントアウトして持ってきました」
「よ〜し、読め」

ニャンコからメールというのも、おかしいかもしれない。しかし、これはフィクションである。 こういう考えも成り立つと思う。 先日病院で内視鏡検査をした。カメラは確かに私の腹に入ったが、操作は外にいる医者がしていた。

ニャンコは確かに地球上にいるが、ニャンコを操作する宇宙人がいるかも知れない。 メールの送信くらい簡単にできるだろう。 私がメールを受けたのは事実。 それには「北島のニャンコ」と署名があった。 


北島のニャンコより、 私たちを助けるという迷惑な救出隊長に告ぐ!  
大和市武蔵公園に捨てられた私たちは、池の北島に生活の場を見付けた。 北国の厳しい冬を越せたのも、島の大木の洞と餌になるドブネズミのお陰だ。

最近は猫好きのおばちゃん達の食料の支援も受けて、快適とはいえないけれど、なんとか子猫を産み育てるようにもなった。

ところが、ニャンコ救出隊という有難迷惑な人間たちが現われて、我々を北島から追い出す行動に出ている。 我々にとって北島は苦心して見付けた生活の場である。

人間が我々を飼うなどの、生活保障なしに、救出などという追い出し行動をしないでほしい。

我々は泳ぎは好きではないけれど、泳げないわけではない。 北島を脱出したければ、子猫も大きくなった事だし、いつでも実行出来る。

最近は対岸から餌を投げ込んでくれる人もいて、北島には餌を包むビニール袋が散乱してゴミの島みたいになっている。

捨てられた我々は、静かに細々と暮らしている。 憐れんで支援してくれる気持ちはうれしいが、これ以上騒ぎ立てて暮らしにくくして欲しくないものだ。 

そのうちに行政が我々を捕獲しに来るかも知れない。 恐怖さえ感じるようになってしまった」(「中島パフェ」掲示板より転載、投稿:北島のニャンコ)

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以上の論点を整理し、対立点などを書き出すと次の通り。
 
現状認識
隊長:ネコは意思に反して北島に閉じ込められた。
ネコ:新天地を求めて北島に渡って来たのだ。

食料
隊長:北島にネコ2匹分の食料はないので、いずれ餓死する。
ネコ:好物のドブネズミを食べている。おばちゃんたちの食料支援も届いている。

住居
隊長:ダンボールが必要。
ネコ:大木の洞で越冬し、子育てもした。心配無用である。

救出活動
隊長:飢餓の北島より救出することがネコたちを救う唯一の道。
ネコ:隊長は生活の場である北島から、私たちを追い出そうとしている。

生活保障
隊長:緊急の課題は、ネコを飢餓の北島より救出すること。
ネコ:飼い主を確保するなど、生活保障とセットでなければ島を出ない。

泳げるか?
隊長:ネコは泳げない。島に取り残された。
ネコ:好きではないが、泳げる。 北島を脱出したければ、いつでも出来る。子猫も大きくなっている。

エサ投げ作戦
隊長:とりあえずの、食料補給。命のエサだ。
ネコ:ビニールが散乱し、北島がゴミの島になってしまった。

ニャンコ救出支援要請
隊長:ネコ救出の為には多くのボランティアの支援が必要。
ネコ:人に知られれば知られるほど、暮らし難くなっている。 行政に知られたら、捕獲にくるのではないかと、恐怖を感じている。
<以上、論点・対立点>

隊長とニャンコの意見が真っ向から対立している。 騒ぎ立てて世間の注目を浴びれば、行政に知られ捕獲されるというニャンコの気持ちは分かる。 

しかし、広く世間に知られたため、飼い主が見つかったり、処分されなかったりする例も多い。 情報公開した方が生きる可能性が高くなるのではないだろうか。

結果として、北島のニャンコたちはどうなっただろうか? 次回<解決編>をお楽しみに。

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posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 10月の中島公園