2008年06月30日

2008年6月の中島公園

中島公園2008年6月

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画像はマガモの母子。<今月の出来事>1日クリーン鴨々川清掃運動に「中島公園モニュメントグループ」として初参加。 15日中島公園の日時計35年ぶりに更新。 14日〜16日札幌まつり。 21日中島公園発着の第12回北の都札幌ツーデーマーチ開催。 29日第一回「中島公園の彫刻とモニュメント清掃」実施。

1頁:札幌まつり(6月14〜16日)

 

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←伊夜日子神社前の山車


 「札幌まつり」正式には「北海道神宮例祭」。 神事は円山の北海道神宮が行い。 

中島公園は露店が約500軒並び、自由広場に見世物小屋が立つ。
 自由広場では、お化け屋敷、オートバイサーカス、見世物、マジックハウス、ゲームなどで遊べる。有料。

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菖蒲池の北、こぐま座付近の橋

自由広場のお化け屋敷、もう1軒ある


2頁:中島公園で憩う人々

 

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←芝生の広場の花壇が新しくなった

中島公園ほぼ中央にある芝生の広場は、犬の散歩の人達が集まるので、ワンワン広場と呼ばれている。
ここには花壇があるが、バラの花が根こそぎなくなっているのでビックリしたが、植え替え作業の為だった。
お祭りの日はボートが混み合っている。 営業は夜まで続く。 夜のお祭りは若い人が圧倒的に多い。

24日は用事があって街に行き帰りに豊平館前を通りかかると、10羽を連れた親子ガモに出会った。
家に帰り昼食をとってから、デジカメを持って、撮影に行くと子供たちが池の周りで遊んでいて、親子ガモの姿はなかった。 日本庭園近くで探し当てた。

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ボートで賑う菖蒲池

豊平館前で遊ぶ子どもたち


 

3頁:それぞれの人の中島公園

 

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←お祭りで賑う売店Midori

中島公園の歴史は、札幌の歴史そのものと言われている。 こんな中島公園にいろいろな人たちが訪れる。

「札幌まつり」を楽しむ人、豊平館で結婚式をする幸せな人。 なんと、カラスにエサをやって孤独を癒す人までいる。
中島公園でカラスが多いのはエサをやる人がいることも、原因の一つと思う。
一緒にお祭りを楽しむ人がいても、愛する人と結婚の予定があっても、カラスにエサをやるだろうか。 

いろいろ考えさせられた3枚の画像である。

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結婚写真撮影準備の花嫁花婿

カラスとカラスにエサをやる人


 

4頁:楽しませてくれる小動物

 

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←園路の藤棚東側のデッキから見ると魚が沢山

水と緑の中島公園に様々な変化を与えてくれるのが動物の存在である。
池の中をのぞくと小魚の群れがいる。ウグイでしょうか?

6月に入ると、親子ガモが次々に現れて、可愛い赤ちゃんカモの姿が人々の目を楽しませてくれる。
不思議なことに2005年の冬、池が凍結して以来見られなかった鯉が現れた。ともかく嬉しいことだ。豊平館前の池(西端)に。数えたら11匹いた。

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3日〜29日までに4組の親子ガモが中島公園に

豊平館前の池で鯉発見


 

5頁:日時計作家の小原さんからのメール

 

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←「中島パフェ」北海道新聞に掲載、こつこつ発信5年

5月の末ころのことですが、日時計が箱で覆われていた。どうやら、中には新しい日時計があるらしい。

6月9日ラジオ放送の打ち合わせの為ホテルライフォートに向う途中、新しい日時計が現れ、式典準備をしているのを見た。
このときお会いした、この日時計の作者 日時計作家の小原さんに私の書いたブログについてメールを頂いた。

モンシロチョウの話が間違っていたのである。

いろいろ教えて頂いて、感謝の言葉もない。

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新しくなった日時計はタイムカプセルになっている。

北海道だけにいるエゾシロチョウの幼虫。


今月の一枚 母と子で11羽の親子ガモ

 

6月24日12時ごろ豊平館前の池で発見。巣立ってから何日かたった感じだ。 午後1時ごろ写真を取りに行ったら、豊平館前は小学生でいっぱい。 親子ガモは日本庭園東側の池に移動していた。

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中島公園野外彫刻清掃運動参加報告(2008年6月29日)

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←29名が集合、9時〜12時までの作業です。


記念すべき第1回野外彫刻清掃が「中島公園モニュメント研究会」により行われました。

集合場所が「ユニセフ・札幌ラブウォーク」と一緒です。九条広場を両者が、二分する形になりました。

垂れ幕もほぼ同じ場所に、二つ並んでかけられました。右側が「中島公園モニュメント研究会」ですが、見えないかもしれません。

拡大して見え易くしたのが下の画像です。

主催: 中島公園モニュメント研究会

協力: 札幌彫刻美術館友の会

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九条広場で「ユニセフ札幌ラブウオーク」同時開催。

「中島公園モニュメント研究会」の清掃ポスター

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←彫刻美術館友の会が道具を用意してくれました。

園内にはいろいろのタイプの彫刻があります。 ブロンズ、御影石、大理石、セメント、金属などです。

材料に応じた清掃法があることを教わりました。 道具は水汲み用のバケツ。 脚立、デッキブラシ、たわし、歯ブラシ、雑巾、布巾等。それに草刈鎌も必要です。

作業をする上で、大切なことは、彫刻を傷つけないこと、怪我をしないことです。

彫刻に梯子をかければ、傷がつくので脚立を使います。しかし、脚立の上での作業は不安定です。 それで脚立を抑える人が必要になってきます。

皆で協力して清掃作業を行いました。、

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脚立に乗って清掃、カメラマンもいます。最終処理はワックス塗って乾拭きです。
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←放置された彫刻の周りは雑草だらけでした。

「彫刻の清掃に草刈鎌?」そのわけが、やっと分かりました。 せっかく彫刻をきれいにしても足元が草でボウボウでは美しくないからです。

水掛け大変ですね。バケツの水を高い所まで飛ばすのです。 偶然、通りかかった若者が、アッと言う間に全ての彫刻に水をかけ、ひと言残して風のように去って行きました。「水掛時次郎は流れ者でござんす」 
私の夢です、お聞き流し下さい。

「札幌ラブウォークの人達はゴミ拾いですね。私達は文化財の清掃なのですよ、大したもんでしょう」

とか、初めての私はつい思い上がってしまいます。 困ったものですね。 「お掃除」に上下はありません。

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バケツの水掛は力も技も必要、園路ではフリマ開催。火バサミでゴミ拾いをする「札幌ラブウォーク」の方々。
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若い人が積極的に高所作業をしてくれました、感謝。彫刻の説明を聞き、勉強しながらの清掃です。
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「街なかの美を守ろう」運動の一環としての「中島公園の彫刻とモニュメントの清掃」

「中島公園モニュメント研究会」が野外彫刻の清掃を行った日は、フリマ(フリーマーケット)が開催され、 大規模な「野点」も豊平館前の広場で開かれていました。 

更に、「ユニセフ・札幌ラブウォーク」もあり、「ガールスカウト北海道17団」など多くの団体が中島公園に結集していました。

天候にも恵まれ、このような状況の中で「清掃運動」が行われたことを大変嬉しく思います。 なぜなら、この運動は「街なかの美を守ろう」運動の一環として実施しているからです。

市民に彫刻をキレイにする作業を見てもらい、この運動について市民の理解を得ることは、何よりも大切と思います。 上の画像を見て下さい。 ほとんどの人が清掃作業を見ながら歩いています。

書いている内にだんだん熱くなってきました。 勘違いされないように改めて説明します。 このページは中島公園「近所の住民である、中島パフェ管理人」から、訪問者(ホームページを読んでくれる人)への報告です。 読み返してみると、まるで「代表」が書いていように感じました。 念のためのひと言が必要と思った次第です。

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←頭をなぜなぜ、楽しみながら「母と子の像」清掃。
7/10日道新掲載(中島公園モニュメント研究会提供)

今年は山内壮夫生誕100年。 ここから4点は彼の作品です。コンクリート製です。

去年の「札幌まつり」の最終日(6月16日)の夜、「母と子の像」は何者かにより押し倒されました。

直ぐに復元されたのですが、それから数日して、花火で目を焼かれました。 

今は清掃の皆さんに可愛がられて幸せそうに見えます。叉、「笛を吹く少女」も、そのとき目をやられました。

それ以前のことですが、「猫とハーモニカ」も耳が壊されています。 清掃運動がきっかけとなって彫刻が大切にされるようになるといいと思います。

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ゴシゴシ洗って、気持いいニャン。「猫とハーモニカ」「笛を吹く少女」が観る先に藻岩山があります。
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←山内壮夫 作 「鶴の舞」

私の撮った「鶴の舞」の写真が、札幌コンサートホール・キタラの会員誌「KitaraClub」の裏表紙にYさんの文と共に載りました。 

偶然とはいえ、山内壮夫生誕100年に彼の作品の写真が載ったことは、この上ない喜びです。

今回の清掃で満足度が一番大きかったのが、「木下成太郎先生像」です。

台座の草刈、水をかけてブラシでゴシゴシカラスの糞おとし、乾いたらワックスをかけ、乾拭して完成。

最後に、このブロンズ像がきれいになったのを見たときは皆様に心から感謝しました。 有難うございました。

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「木下成太郎先生像」にワックスをかけて仕上げる。清掃が終わり見違えるようになったブロンズ像
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 6月の中島公園