中島公園2007年10月 | |
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1頁:初の珍事サクラマスの遡上・産卵 | |
![]() | ←サクラマスを写真に撮る人 サクラマスは9月25日ごろ、鴨々川に遡上・産卵したのが、最初のようです。 9月29日には北海道新聞にサクラマスの遡上・産卵についての記事が載りました。 その後、鴨々川を観察の為、訪れる人が多くなりました。ほとんどの人は静かに見守っています。一人だけですが、悪戯する子供を見ました。 それで「中島パフェ」の中で場所が特定できる、画像や文言は削除しました。 新聞と違って影響力は極めて少ないとは思いますが、念のための措置です。 |
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鴨々川のサクラマス | 産卵終了、命も尽きる |
2頁:豊平館塗り替え、紅葉ライトアップ | |
![]() | ←塗り替えた豊平館と絵画作家 水戸さん 10月11日の「ラジオなかぱ」放送の打ち合わせを兼ねて、ゲストの水戸さんを中島公園に案内しました。 6月から始まった豊平館塗り替え工事は8月に終了。純白の壁にウルトラマリンブルーが映えています。 10月6・7日に初めての行事「中島公園紅葉ライトアップ」が開催されました。夜の日本庭園、初めての公開です。築山を舞台にコンサートも開かれました。 照明施設はこの日の為に特別に設置されたものです。隣接のホテルの協力で、ホテルのトイレを使用できることになりました。 秋も深まり冷えてきているので、有難いサービスと思います。 |
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水面にハッキリ映った夜の豊平館 | ライトアップされた日本庭園 |
3頁:10月中旬は紅葉の始まり | |
![]() | ←少し紅葉の菖蒲池北西岸の小道 中島公園が一番美しく見えるのは紅葉の秋です。 そこで、10月の更新は下旬にし、 紅葉の最新画像は「紅葉の中島公園」に収録することにします。 10月14日には半分陸揚げされていたボートも、17日には全部陸揚げされ、しっかりと幌を被せ縛られていました。 11月3日を過ぎれば、日本庭園、テニスコートは閉鎖され、売店ミドリ、大中食堂なども閉店となります。 水飲み場も使用中止。冬モードに入ります。 |
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もうじきボート乗場は閉鎖、ボートも半分陸揚げ | キタラ向う園路と日本庭園に挟まれた池 |
4頁:中島公園、三つの「初めて」 | |
![]() | ←10月6・7日開催の「中島公園紅葉ライトアップ」 中島公園の「初めて」を三つ並べてみました。 <中島公園紅葉ライトアップ> 夜の日本庭園がライトアップされました。 築山でのコンサートも木々をバックにとても良いふんいきでした。 <木立のギャラリー> 小中学生の絵画を木立に展示。 自分の好きな絵を投票する行事です。 ボート乗場付近の森で実施。 <現れた鯉、赤・白・黒と3種確認、3尾か?> 全滅した鯉ですが、ほんの少しだけ見られます。 |
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木立のギャラリー、見学者が好きな絵に投票する | 2005年には沢山いた鯉も、今ではほんの少し |
5頁:若い人が写生していました | |
![]() | ←好きです!母と子の像 若い人たちが写生をしていました。 通る人が声をかけて行きます。 珍しいからでしょう。 中島公園で写生をする人は多いのですが、ほとんどが中高年です。 市内の専門学校の学生さんとうかがっています。 引率は私も参加している、地元の番組「山鼻、あしたもいい天気!」のパーソナリティfico先生です。 写生風景を撮らせてもらいました。 皆さん、一生懸命描いていましたが、お願いすると手を休めて、ポーズをとってくれました。 有難うございました。 彫刻も喜んでいるでしょう。 |
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日時計と、写生する人 | 3人が描いているのは「猫とハーモニカ」 |
今月の一枚 木下成太郎先生像を描く | |
中島公園で一番価値が高いと思う彫刻。 朝倉文夫の「木下成太郎先生像」を描いている若者に声をかけました。 「写真撮っていいですか?」「いいですよ」「顔写真もいいですか?」「それはちょっと〜ぉ」。 考えてみれば、絵を描いている姿も決まっている。 対角線上から木下先生の声が聞こえるような気がします。 | |
管 理 人 の つ ぶ や き | 撮れなかったサクラマス |
鴨々川のサクラマス遡上・産卵の新聞報道があってからは、観察に訪れる人も多くなった。 サクラマスを驚かさないように、そおっと写真を撮っていると、後ろから声がする。 「あ〜、だめだめ。 もっと姿勢を低くしないと」 振り向くと年配の女性。 「私、写真屋に勤めていたのよ。 カメラ持ってこなくて残念だわ」 「(姿勢を)低くすると水面が反射して光るんですよ」 こちらはモニターを見ながら撮っているので、被写体の状態は言われなくても分かるのだ。 「もっと低くしなけりゃ。 水面ギリギリで撮るのよ」。 無茶を言っちゃー困る。 そんなことできる訳ない。 こちらは身体は固いし腰痛もちだ。 しょうがない。 切り上げ時だなと、立ち上がる。 「あら、もう帰るの?」 「いろいろご指導ありがとうございます。 きっといい写真が撮れていると思いますよ。 こちらがホームページのアドレスです」と言って名刺型のチラシを渡す。 どんなに悔しくても、これだけは忘れない。 「そ〜ぉ。これからなのにぃ」 しばらく木の陰に隠れて、彼女が立ち去るのを見届けることにした。
「食べちゃだめですよ」と冗談めかして言うと、 「食べられないよ〜。 私、獲れないから〜。 ワハハハハハ、ワ〜ハッハ〜、ワ〜ハッハ〜」 サクラマスは撮れなかったけれど、笑いがとれてしまった。 しかも、こんな簡単に。 * * * * * * * * 家に帰ってつぶやく。 「小さな幸せ、いっぱいあるけど大きな幸せないなぁ」 「あんたに大きな幸せなんか来たら、ビックリして死んじゃうよ」 | |
紅葉の中島公園(11月3日、10月21日・18日撮影) | |
以下10月21日撮影、菖蒲池北側、こぐま座近くの橋より撮影 10月21日撮影、菖蒲池西岸より 10月21日撮影、日本庭園、八窓庵は復元工事中、2008年秋復元工事完了予定 10月21日撮影、橋、左 菖蒲池、右 豊平館前の池 10月21日撮影、自由広場 10月21日撮影、札幌コンサートホール、キタラ近くのイチョウ 10月21日撮影、鴨々川、キタラ駐車場近く 10月18日撮影、朝の中島公園は霧に包まれていました。 豊平館の後ろのビルが霞んでいす。 |