2007年05月31日

2007年5月の中島公園

中島公園2007年5月花の競演

中島公園の5月は桜とフリマで始まりライラックの開花と園芸市の閉店で終わます。今月のテーマは「花の競演」としました。 以前の頁も参考の為リンクを張りました。 2003年5月 の内容は桜、ツツジ、オシドリ等。  
2004年5月 は園芸市、撮影場所マップ、ポプラ等です。 2005年5月 の内容は4月下旬の雪、花、
春の行事等。 2006年5月 は桜、人々の賑わい、鴨 、フリマ等です。  


 

1頁:5月初旬の花

 

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←日本庭園のエゾエンゴサク 4月28日撮影  

「5月は中島公園が全開となる月です。日本庭園、ボート乗場、テニスコート......。 園芸市もフリマもです」

「しかし、この頁は花ばかりじゃないですか」

「そうですね。 花も全開です。それで今月のテーマは『花の競演』としました」


「道庁の池には可愛い鴨の赤ちゃんがいましたが......」

「こちらはまだですね(23日現在)。 だいたい6月に入ってからではないでしょうか」

「鴨も、カラスも、カモメもハトもいつもどおりですか」

「綺麗なオシドリが来ましたよ」

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幌平橋駅裏、鴨々川水遊び場 5月5日撮影

日本庭園ニリンソウ 5月7日撮影


 

2頁:このページの花たち

 

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←幌平橋駅近くの行啓通 5月7日撮影

「普通、ウェブでは新しい情報が上ですが、ここでは逆にしました。 月初めからの順です。」

「花が順々に咲いて行く様子が分かっていいですね」

「そうですね。 季節の移ろいを自然に感じてほしいのです」

「4月にはエゾエンゴサク、5月に入りエゾヤマザクラ、ニリンソウなどが咲きました。 そして、ソメイヨシノ、レンギョウ、枝垂桜と続きました」

「次のページにはツツジ、八重桜、チューリップがありますね」」

「モクレンなど、載ってない花も沢山あります」

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菖蒲池西岸、豊平館の近く 5月7日撮影

枝垂桜と京都の老舗石屋の造った石灯篭5月7日


 

3頁:春の踊り、第1幕は「花の競演」

 

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←奥山に発した流れにツツジ 5月7日撮影

「ゴールデンウィークが近づいてくると行楽の人々や、観光のお客さまでにぎわいます」

「それにしては、人の姿がほとんど見えませんが......」

「テーマは『花の競演』。 主役は花たちです」

「脇役はいらないのですか?」

「脇は水と緑です」

「人間は?」

「大道具さんです。 そして照明さんが太陽と月」

「つまり、中島公園は舞台と言いたいのですね」

「当たり! 春の踊り、第1幕は『花の競演』でした」

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豊平館と八重桜 5月17日撮影

幌平橋駅前広場のチューリップ 5月20日撮影


 

4頁:昭和38年(1963年)日本庭園完成

 

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←日本庭園の池とタンポポ 5月20日撮影

「日本庭園にタンポポがいっぱい咲いていますね」

「西洋タンポポのようですが、これでいいのですか?」

「分かりません。 この辺りは未開発地域で昭和38年に日本庭園が造られたのです。 それまでは相撲の土俵などもあったのですよ。 
この庭園は池の護岸などにセメントは一切使わないで、浜離宮の州浜や禅寺の石庭など、古来の名園を参考にして造ったそうです」

「タンポポも名園の真似ですか?」

「分かりません。 『さっぽろ文庫84中島公園』を参考にして書いています。タンポポの話はなかったですね」

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豊平館前池辺のツツジ、向こう岸は八重桜5月20日

笛を吹く少女の像 5月23日撮影


 

5頁:日本庭園の八窓庵は復元準備中

 

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←豊平館近くの橋と菖蒲池 5月23日撮影

「江戸初期に造られた茶室、八窓庵の復元予定は来年の秋になるようです。 倒壊してから3年半後です」

「大事に保存されていたのになぜ倒壊ですか?」

「2005年3月に雪の重みで倒壊しました」

「400年も前に滋賀県で建てられた茶室ですから、北海道の雪に耐えられるはずがないじゃないですか」

「国指定の重要文化財ですから、保護のためプレハブ小屋で覆っていたのですが、その小屋が雪の重みで潰れたのですから、どうにもなりません」

「殻が潰れて卵が死んだようなものですね」

「復元費用は1億円とも言われています」

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札幌コンサートホール・キタラ 5月23日撮影

藻岩山とライラック 5月23日撮影


今月の一枚 菖蒲池とキタラへの道

 

5月20日(日)の中島公園。 菖蒲池西岸、豊平館の近く

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5月23日(水)の中島公園。 音楽を感じさせる行啓通からキタラへの道a070523kitaramiti640.jpg

 

管 理 人 の つ ぶ や き

 「カラスにご注意!」の張り紙

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カラス、中島公園で見かけるのはハシブトカラスとハシボソカラスです。 カラスは立派な野鳥です。 

いない方がよいと思ったことはありません。しかし、多すぎますね。


カラスが増えるのは、一般的には無秩序な「ゴミ出し」といわれていますが、中島公園に限って言えば、原因の第一は「餌やり」と思います。 人がまくエサに群がっているカラスをよく見かけます。


カラスにエサをやっている人に「なぜ餌をやるの」と問いかけたことがあります。 こう答えました「だって、可愛いもん。 私のことを覚えていてくれるし、芸も出来るんだよ」


札幌コンサートホール・キタラ近くのプラタナスの大木にカラスに関する注意書きが縛られています。上の方を見るとカラスの巣らしきものがありました。 このような注意書きを見たら、知らん振りして立ち去るに限ります。

「巣があるのか〜。どこにあるのだろうな〜」とか思って、立ち止まってキョロキョロしてはいけません。 カラスに不審者と思われることがあります。 チラッと見て普通に歩いて、速やかに立ち去るに限ります。


カラスにとっては赤ちゃんを守る行為と聞いていますが、人としてはカラスの赤ちゃんを苛めようなどと言う考えは全くないのですから理不尽なことです。 カラスが利巧というのなら、この辺のことも理解してほしいと思います。

自分が経験した範囲ではカラスの威嚇といっても頭を足で蹴られる程度で、そんなに痛くはありません。 しかし、音とか鳴き声が迫力があって怖いです。 一度だけドンと体当たりをされたように感じたことがあります。 

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 一番怖いのがバタバタと羽音をたてながら、カアカア鳴きながら追いかけるように飛んでくることです。 

シュッと音がして頭を蹴られのもハッとします。枝から枝に飛んでしつっこく追いかけられるのも嫌なものです。

普通に歩いていればカラスに威嚇されることは、少ないと思います。 私の場合は、この「中島パフェ」に載せるため何か変わったことはないかと、常にキョロキョロしながら歩いているので、カラスから不審者と思われたのだと思います。


この2年くらいは注意を守り努めて不審者と思われないようにしているので、威嚇されることは非常に少なくなりました。


いずれにしろ、「カラスに注意」と書いてある傍を、わざわざ散歩することはないと思います。 必要があって通る場合は普通に歩きながら、速やかに離れた方がいいと思います。その方がカラスのためにもいいでしょう。

タグ:動物
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 5月の中島公園