2004年12月31日

2004年12月の中島公園

月刊中島公園2004年12月

 
中島公園の冬です。写真は最新のものです。菖蒲池、鴨々川、豊平館等、現在の中島公園を紹介します。日本庭園、八窓庵は冬季閉鎖中です。都市公園問題も考えています。
 
今月の1枚 池を囲む立入禁止ロープ
管理人のつぶやき 安全の為なら浮き輪です
ロードヒーティング 休んでる時間が増えた
内容は大雪、台風から復興、冬の動物です

月刊中島公園2004年12月更新
 

1頁:中島公園は久しぶりの大雪12月5日

 
GATE.JPG北口の銀杏並木を出ると駅前通です。この名称、最初は違和感がありました。

駅前通と聞くと札幌駅に近いように感じますが、駅は2キロも先です。

札幌駅から中島公園に真っ直ぐ伸びているのが駅前通なのです。

直線ですから駅ビルが中島公園からはっきり見えます。意外に近く見えます。
北口銀杏並木、この先が「すすきの」です 
MOIWA.JPGsiminNOkawa.jpg
パークホテル側から藻岩山を望む鴨々川に架かる中州橋、左後ろはキタラ

 

2頁:台風18号と大雪で景色も一変

 
ARCH.JPG9月8日の台風と12月5日の大雪が中島公園の景色を塗り替えてしまいました。

左はキタラの近くです。細い木が折れまいとして、アーチ状になって踏ん張っています。

左下は折れた枝が菖蒲池南河口を塞いでいます。鴨にとって僅かに残った貴重な水面です。

下は行啓通、南14条橋より鴨々川を見たところです。木々に雪の花が咲いています。
細い木が雪の重さに耐えかねています 
ikeMinami.jpgyukiKamokamo.jpg
いつもなら、ここに鴨が群れています台風の倒木で木がだいぶ減っています

 

3頁:小さな施設は徐々に復旧

 
BENTI.JPG台風18号より3ヶ月たち、被害を受けた施設も徐々に復旧しましたが、何十年もかけて育った木々だけはどうにもなりません。

公園の主役は帰らぬモノとなりましたが、脇役は徐々に復旧しています。倒木で破壊されたベンチや大きな傷を受けた案内板などです。

何故か、ボート置き場に柵が新設されました。これは台風被害とは関係ないと思います。
軽そうになったベンチ、後ろは中島体育センタ 
boatSaku.jpgANNAIBAN.JPG
ボートを守る柵が新設、これは焼け太り?幌平駅前の案内板は新規作成か、修理?

 

4頁:大きく崩れ少しずつ復興

 
CLOCK.JPG鴨々川沿いの木々もだいぶ倒れました。少し、荒々しい感じになったような気がします。

自由広場には疲弊した中島公園を励ますように新しい時計台が設置されました。どちらかからの寄贈のようです。有り難うございました。

伊夜日子神社の裏では「風景の夢」まわりの工事が始っています。完成が楽しみです。

大きく崩れ少しずつ復興、まるで終戦後のようです。
中島公園を励ますような「自由の時計」? 
KOUJI.JPGkamokamogawa.jpg
伊夜日子神社の裏で工事が始りました倒れた木々はもどりません、荒れた福山邸

 

5頁:冬が来て移動する野鳥

 
KAWAAISA.JPGカワアイサは毎年11月ごろに来て、池が凍結するころ去って行きます。頭の黒っぽいのが雄、茶っぽいのが雌です。潜水が得意で、潜ってはエサを獲っています。

12月上旬頃、菖蒲池が凍結すると、鴨は園内の鴨々川に移動します。左下は凍結した菖蒲池、下は移動先の鴨々川に来た鴨です。

今年は鵜は来たけれどオシドリが見えませんでした。もう、来ないのか心配です。
日本庭園東側の池、カワアイサ雌雄 
moiwaHto.jpgkamoTati.jpg
凍結した菖蒲池、12月5日キタラの南側近くの鴨々川、池からきた鴨

 

6頁:冬も楽しめる中島公園

 
TREE.JPG札幌の公園では珍しい、冬も楽しめる公園です。冬季閉鎖施設もいくらかありますが、冬季限定の楽しみ;歩くスキー、ホワイト・イルミネーションなどもあります。

飲食はキタラのレストラン、豊平館と文学館の喫茶が利用できます。その他周辺施設も充実しています。

札幌の公園では珍しいことですが、園内の公衆トイレは全て使用可能です。
キタラ中庭の大きなクリスマスツリー 
KISSA.JPGTOIRE.JPG
豊平館に喫茶、キタラには本格的レストラントイレは大雪の後も、チャンと除雪

 

7頁:カラスとカモメが殖えています

 
koriKmome.jpg今日もカラスに頭を蹴られましたが、帽子の上からなので痛くなかったです。そのカラスは赤いものを口に加えていたので、何をしているのだろうと思って暫く立ち止まって、見ていました。

それが、いけなかったのですね。カラスは変わった行動をする人間を怪しむようです。

(オオセグロ)カモメは海鳥ですが、どうやら中島公園に住み着いてしまったようです。ススキノのビルの屋上にに巣があるそうです。
凍結した菖蒲池で戸惑うカモメたち 
hasiKamo.jpgsuzumeHato.jpg
凍結した池を避けて橋の下に集まった鴨中島公園北口正面の白樺、鳩、雀、烏

今月の1枚  池を囲む立入禁止ロープ                  
冬が来て一番最初に凍結するのが豊平館前の池です。今は立入禁止のロープで囲っていますが、昔は池でスケートも出来ました。1940年台の映画で、その場面を見た事があります。スケート、野球、相撲、水泳、何でもあった昔。今は立入禁止の札だけが目立ちます。
tatikinBent630i.jpg

管理人のつぶやき

安全の為ならロープより浮き輪が必要です

tatikinKita.jpg

公園中ロープだらけです  

今年も例年のように、池の周りにロープが張られ、公園全体が工事現場のようなふんいきになりました。危険防止のためとは思いますが、不恰好なだけであまり役には立たないと思います。

安全を考えるなら浮き輪です

本気で安全を考えるなら、ロープでなく浮き輪です。警告なら池全体を囲む必要はありません。目立つところに浮き輪を置いて、「溺れた人に浮き輪を投げて下さい。」と書いた看板を立てればロープ以上の効果を期待できます。実際に水難事故のあった豊平川には浮きわが配置されています。

浮き輪は警告、溺者救助、景観維持、労働力軽減と一石四鳥です 

浮き輪の配置は危険を警告し、万一溺者が出た場合は救助することも出来ます。それに浮き輪は池とボートにマッチするので、公園の景観を損なうことがありません。
危険な池なら夏でも危険な筈です。一年中そのまま置いておけば良いのです。ロープのように張ったり、外したりする手間もかかりません。浮き輪を配置すれば警告、溺者救助、景観維持、労働軽減と一石四鳥になると思います。

浮き輪は水難救助の必需品ですが、水辺にも似合います     

浮き輪は水難救助の必需品です。過って溺者救助泳法の講習を受けたことがありますが、実地訓練に先立って次のような講義がありました。

1.溺者を見つけたら浮き輪を探せ、無ければ浮くものを探せ。
2.浮くものがなければ、溺者が気絶して動かなくなるまで待て。
3.無意識状態の溺者を溺者救助泳法で安全な所に運べ。
4.途中で溺者が意識を回復し、物凄い力で抱き付いてきたら思い切り蹴飛ばせ。
5.それでも離れなかったら、出来るだけ息を吸って潜れ。
6.それで溺者は離れる。再び溺者から距離をとり気絶するのを待て。

経験者によると、溺者がしがみついてくる力は物凄いそうです。「溺れる者は藁をもつかむ」と言いますが、「火事場の馬鹿力」に匹敵するそうです。

ロープで溺者は救えません、警告だけでは片手落ちです          

水難事故防止をを真剣に考えれば、誰でも浮き輪にたどりつくと思います。安易にロープを張り巡らすのは、「多分事故はないだろうう。」と言う前提があるからです。安易な責任回避策と思われても仕方がありません。なぜなら、ロープを張っても溺者を救うことは出来ないからです。ロープの囲いを撤去して、替わりに浮き輪を配置すれば安全性も景観も向上すると思います。

ロープを張っても入りたい人は入ります

12月14日に撮った写真です。凍結した池の上に足跡がみえます。誰か入ったのです。実際に入っているところを見たこともあります。若い人です。「立入禁止ですよ。」といったら、「大丈夫ですよ。」と笑っていました。

警告を無視した人は溺れて死んでも良いのでしょうか。池は浅いから大丈夫というなら、ロープで囲う必要はありません。深くて溺れる恐れがあるのなら浮き輪が必要です。このロープはいたるところに張ってあるので、かなりうっとうしいです。

この場所は長靴を履いてないと池のそばには近寄れません道路以外は除雪していないので、長靴でなければ歩けない状態です。この池は浅いのか深いのか分りませんが、祭りの日に若者が泳いでいたのを見たことがあります。そのときの感触では底に足はついていないようでした。

浅いならロープは不要だし、深いなら浮き輪が必要になります。どちらにしてもロープは役に立たず景観を損なうだけです。もう一度、凍結した池についた足跡の写真を見て下さい。

冬でも快適な中島公園と思っていましたが・・・ロードヒーティングが休んでいます

kitarahenoMiti.jpg4年前、冬の中島公園に初めて行ったときは感動しました。道路に感動したのです。雪国の人ならこの気持ち分ると思います。雪の無い園路が1キロ以上も続いていました。

地下鉄中島公園駅からキタラを通って幌平橋に至るまでロードヒーティングがされていました。その他にもロードヒーティングがされている道がありました。

それが今は写真のような状態です。
これでも他所の公園に比べると、かなり良い方で「それがどうした」言われそうですが、発想を変えてみたらどうでしょうか?

札幌駅から駅前通を通って三越前、すすきの、中島公園への2キロの道は殆どがロードヒーティングなどで快適に歩けます。
中島公園の設備も積極的に生かして、市民の散歩の広場として、大々的に活用したら如何でしょうか。冬の運動不足解消に役立つと思います。折角の設備ですから多くの市民が利用出来るようにして欲しいと思います。
kitarakara.jpg
タグ:カワアイサ
posted by H.Ishikawa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 12月の中島公園